2021年令和3年 皐月賞結果 2021

2021年令和3年 皐月賞結果 2021

2021年・皐月賞の枠順が発表されました。

2021年の皐月賞を制したのは『エフフォーリア(Efforia)』。後続に3馬身の差をつける圧勝で牡馬クラシック一冠目を制した。

皐月賞は2021年4月18日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2021年で第81回を迎え、昨年はコントレイルが制した。皐月賞の出走予定馬・予想オッズ・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。

2021年令和3年 皐月賞結果払い戻し

2021年令和3年 皐月賞結果払い戻し

土曜日の中山芝のレース結果、近年の皐月賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場周辺は雨予報が出ていたが、メインレース前まで何とか持ちこたえ、予定されていた平地芝競走4クラはすべて良馬場(JRA発表)で施行された。
平地芝競走における勝ち馬の4角通過順位は1、7、1、2番手。中団より前で上手に立ち回った馬の奮闘が目を引いた。走破時計もロング開催の最終週としては速すぎず、遅すぎずの水準レベルで、まずまず走りやすいコンディションだったと推察される。
一方で、枠順については中~外優勢。最後の直線で馬場の半ばを通る馬の上位進出も増えてきている。それゆえ内を通る馬に有利な状況とは言い難く、外優位の馬場に近づきつつある状態と捉えるのが正解だと思われる。
日曜日の予報は晴れ。とはいえ、土曜日のメインレース前から未明にかけて降り続いた雨が、馬場に与えるダメージは決して小さくないはず。内めの禿げかけた洋芝の下にある野芝部分や路盤にも悪影響を及ぼし、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
ただでさえ、内めはキックバックが目立ち始めている現状。それを避ける意味でいえば、揉まれない位置からスムーズに進出する馬が有利になることも考えられる。従って、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面に関しては、過去5年の皐月賞の連対馬を振り返ると、ディープインパクト産駒、ならびに海外芝重賞の勝ち馬を父に持つ馬の活躍が顕著。とりわけ、前走が1着または重賞2着以内だった社台グループ生産馬の好走頻度が高い。該当馬は積極的に狙っていくべきだろう。
今回の出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向(5~8枠)の要点を満たしているのは、⑨ラーゴム、⑮グラティアス。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。

クラシック3冠の幕開けを飾る一戦。「最も速い馬が勝つレース」と言われ、スピードとスタミナを兼備した3歳のトップホースたちが中山芝2000mを舞台に覇を競う。グレード制導入以前は、第33回(1973年)のハイセイコー、第35回(1975年)のカブラヤオー、第36回(1976年)のトウショウボーイなど、ファンの多い個性派たちが栄冠を獲得するケースが多く見られた。グレード制導入後は、競走体系の整備が進んでよりスピード色の強いレースとなり、第55回(1995年)のジェニュイン、第64回(2004年)のダイワメジャー、第73回(2013年)のロゴタイプと、3頭のこのレースの勝ち馬が古馬になってマイルG1を制している。また、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭が、皐月賞制覇のあと2冠目の日本ダービー、3冠目の菊花賞とタイトル獲得を重ねて3冠馬となった。第75回(2015年)はドゥラメンテが直線入口で大斜行するも、異次元の末脚を繰り出して圧勝。その衝撃的な勝ちっぷりは、すでに伝説となりつつある。

2015年以前は勝ちあぐねる印象の強かったディープインパクト産駒だが、2016年に8番人気ディーマジェステイ、3番人気マカヒキ、1番人気サトノダイヤモンドの3頭で3着までを独占すると、翌2017年にも9番人気アルアインがクビ差の接戦を制して2連覇を達成。そして、昨年はのちに無敗で三冠を達成することになるコントレイルが1番人気の支持に応える走りでクラシック初戦を手中に収めている。近年の傾向を鑑みれば、ディープインパクトは人気不問で気を配るべき種牡馬と言えるだろう。
ほか、近年はキングカメハメハ系やステイゴールド系も存在感を放ち、後者は2018年エポカドーロが父オルフェーヴルとの父子制覇を果たしている。レッドベルオーブは、父ディープインパクト×母レッドファンタジア(母の父Unbridled’s Song)。本馬は過去5年で3頭の勝ち馬を出しているディープインパクト産駒となるが、昨年の勝ち馬コントレイルとは母系にUnbridled’s SongとStorm Catの血を引く点で共通する。また、本馬は3代母、コントレイルは2代母がBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬となるので、牝系の実績面も遜色ない。レコード決着の続く戦績からも高速馬場適性は申し分なく、持ち前のスピードが活きる馬場状態であれば上位争い可能だろう。ラーゴムは、父オルフェーヴル×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。オルフェーヴル産駒としてG1勝ちを果たしたラッキーライラック、エポカドーロの2頭は母系にフォーティナイナーの血脈を持つことで共通するが、本馬も2代母の父がフォーティナイナー直仔のDistorted Humorという興味深い血統構成。ステイゴールド系は皐月賞で勝つか負けるかハッキリした結果になりやすいが、それだけに単穴としての魅力は十二分にありそうだ。アサマノイタズラは、父ヴィクトワールピサ×母ハイタッチクイーン(母の父キングヘイロー)。皐月賞で父子制覇を複数回果たした種牡馬は、ネオユニヴァースとディープインパクトの2頭。本馬はネオユニヴァースの直系かつ父ヴィクトワールピサが2010年皐月賞の勝ち馬なので、父子孫の3世代制覇がかかった一戦となる。前走スプリングSでは積極的な立ち回りでアタマ差2着と好走しており、あの機動力と粘り強さを発揮できれば本番でも侮れない存在となるだろう。

2021年令和3年 皐月賞実況

2021年令和3年 皐月賞実況

2021年・皐月賞の枠順が発表されました。

皐月賞は2021年4月18日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2021年で第81回を迎え、昨年はコントレイルが制した。皐月賞の出走予定馬・予想オッズ・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。

皐月賞、菊花賞とともに「牡馬三冠競走」を構成しているが、その中でも別格の扱いで、「競馬の祭典」と呼ばれる。日本ダービーを勝つことは日本のホースマンにとって最高の栄誉とされており、競馬に携わる者なら誰しも「勝ってみたい」と思うレースである。

過去の勝ち馬には、シンザンやシンボリルドルフといった三冠を達成した馬をはじめ名馬の名が刻まれており、多くのドラマや伝説が現在まで語り継がれている。皐月賞が「最も速い馬が勝つ」、菊花賞が「最も強い馬が勝つ」とされているのに対し、日本ダービーは「最も運のいい馬が勝つ」と言われている。

2021年の皐月賞を制したのは『エフフォーリア(Efforia)』。後続に3馬身の差をつける圧勝で牡馬クラシック一冠目を制した。

2021年令和3年 皐月賞一番人気

2021年令和3年 皐月賞一番人気

欧州血統が皐月賞の肝!◎ヴィクティファルス!

前走のすみれSは圧巻でしたが、皐月賞に挑むという意味では死のローテーションと言っていいでしょう。過去【0・0・0・17】と、すみれSでどんな競馬を見せようとも皐月賞では凡走という結果になってしまっています。このディープモンスターがすみれS不遇の歴史を覆す事ができるでしょうか。

競馬・第81回皐月(さつき)賞(GI)(18日・中山)――2番人気のエフフォーリアが最後の直線入り口で先頭に立って押し切り、無傷の4連勝でGI初制覇を飾った。無敗での皐月賞優勝はサートゥルナーリア、コントレイルに続いて3年連続。鹿戸雄一調教師(美浦)はこのレース初勝利で、騎乗した22歳の横山武史は初めてGIタイトルを獲得した。2着にタイトルホルダー、3着にはステラヴェローチェが入り、1番人気のダノンザキッドは15着に敗れた。

クラシック3冠の幕開けを飾る一戦。「最も速い馬が勝つレース」と言われ、スピードとスタミナを兼備した3歳のトップホースたちが中山芝2000mを舞台に覇を競う。グレード制導入以前は、第33回(1973年)のハイセイコー、第35回(1975年)のカブラヤオー、第36回(1976年)のトウショウボーイなど、ファンの多い個性派たちが栄冠を獲得するケースが多く見られた。グレード制導入後は、競走体系の整備が進んでよりスピード色の強いレースとなり、第55回(1995年)のジェニュイン、第64回(2004年)のダイワメジャー、第73回(2013年)のロゴタイプと、3頭のこのレースの勝ち馬が古馬になってマイルG1を制している。また、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭が、皐月賞制覇のあと2冠目の日本ダービー、3冠目の菊花賞とタイトル獲得を重ねて3冠馬となった。第75回(2015年)はドゥラメンテが直線入口で大斜行するも、異次元の末脚を繰り出して圧勝。その衝撃的な勝ちっぷりは、すでに伝説となりつつある。

2019年3月Yahoo-BLOGから移転です。日々の備忘録をと…特別にジャンルや、趣味といえるものもなく、ニュースネタ等…いろいろと。『阿波踊り練習騒音・暴力』についての徳島市の現状…以前のように「静かな夜」を過ごせる徳島市になるようにと…現状をBLOGで更新。偶然の来訪も縁、と言うことで、お気軽に一言でもコメントを残してくだされば「幸(さいわい)」です。

2015年以前は勝ちあぐねる印象の強かったディープインパクト産駒だが、2016年に8番人気ディーマジェステイ、3番人気マカヒキ、1番人気サトノダイヤモンドの3頭で3着までを独占すると、翌2017年にも9番人気アルアインがクビ差の接戦を制して2連覇を達成。そして、昨年はのちに無敗で三冠を達成することになるコントレイルが1番人気の支持に応える走りでクラシック初戦を手中に収めている。近年の傾向を鑑みれば、ディープインパクトは人気不問で気を配るべき種牡馬と言えるだろう。
ほか、近年はキングカメハメハ系やステイゴールド系も存在感を放ち、後者は2018年エポカドーロが父オルフェーヴルとの父子制覇を果たしている。レッドベルオーブは、父ディープインパクト×母レッドファンタジア(母の父Unbridled’s Song)。本馬は過去5年で3頭の勝ち馬を出しているディープインパクト産駒となるが、昨年の勝ち馬コントレイルとは母系にUnbridled’s SongとStorm Catの血を引く点で共通する。また、本馬は3代母、コントレイルは2代母がBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬となるので、牝系の実績面も遜色ない。レコード決着の続く戦績からも高速馬場適性は申し分なく、持ち前のスピードが活きる馬場状態であれば上位争い可能だろう。ラーゴムは、父オルフェーヴル×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。オルフェーヴル産駒としてG1勝ちを果たしたラッキーライラック、エポカドーロの2頭は母系にフォーティナイナーの血脈を持つことで共通するが、本馬も2代母の父がフォーティナイナー直仔のDistorted Humorという興味深い血統構成。ステイゴールド系は皐月賞で勝つか負けるかハッキリした結果になりやすいが、それだけに単穴としての魅力は十二分にありそうだ。アサマノイタズラは、父ヴィクトワールピサ×母ハイタッチクイーン(母の父キングヘイロー)。皐月賞で父子制覇を複数回果たした種牡馬は、ネオユニヴァースとディープインパクトの2頭。本馬はネオユニヴァースの直系かつ父ヴィクトワールピサが2010年皐月賞の勝ち馬なので、父子孫の3世代制覇がかかった一戦となる。前走スプリングSでは積極的な立ち回りでアタマ差2着と好走しており、あの機動力と粘り強さを発揮できれば本番でも侮れない存在となるだろう。

弥生賞を人気で敗れた馬の巻き返しを調べるつもりで表を作ったのだが、この成績にはちょっと驚かされた。弥生賞1番人気馬の弥生賞成績は4勝、2着2回と悪いものではないのだが、問題はその次走だ。弥生賞の着順にかかわらず、次走勝ち星をあげている馬が10年間で1頭もいない。弥生賞で連対した6頭の次走成績も【0-2-0-4】と、まったく冴えない成績だ。
弥生賞を1番人気で敗れた馬の中で、皐月賞に出走している馬はニシノデイジー、リオンディーズ、エピファネイア、アダムスピークの4頭。この4頭の皐月賞での成績は17着、5着、2着、18着で、馬券圏内の成績を確保できたのはエピファネイアしかいない。
弥生賞を1番人気で優勝した馬で皐月賞に出走した馬は3頭(カデナ、トゥザワールド、サダムパテック)いるが、この3頭の皐月賞成績は9着、2着、2着。優勝こそないものの、3頭中2頭が連対を確保しており、軸馬としての信頼度はやはりこちらの方が上。今年の弥生賞を1番人気で3着に敗れたダノンザキッドにとっては、不安を感じさせるデータになってしまった。

ここまで皐月賞のトリプルトレンド【絶対に押さえたい3つの傾向】を見てきました。

今年も出るか無敗の皐月賞馬
鞍上も気合い十分!

土曜日の中山芝のレース結果、近年の皐月賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場周辺は雨予報が出ていたが、メインレース前まで何とか持ちこたえ、予定されていた平地芝競走4クラはすべて良馬場(JRA発表)で施行された。
平地芝競走における勝ち馬の4角通過順位は1、7、1、2番手。中団より前で上手に立ち回った馬の奮闘が目を引いた。走破時計もロング開催の最終週としては速すぎず、遅すぎずの水準レベルで、まずまず走りやすいコンディションだったと推察される。
一方で、枠順については中~外優勢。最後の直線で馬場の半ばを通る馬の上位進出も増えてきている。それゆえ内を通る馬に有利な状況とは言い難く、外優位の馬場に近づきつつある状態と捉えるのが正解だと思われる。
日曜日の予報は晴れ。とはいえ、土曜日のメインレース前から未明にかけて降り続いた雨が、馬場に与えるダメージは決して小さくないはず。内めの禿げかけた洋芝の下にある野芝部分や路盤にも悪影響を及ぼし、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
ただでさえ、内めはキックバックが目立ち始めている現状。それを避ける意味でいえば、揉まれない位置からスムーズに進出する馬が有利になることも考えられる。従って、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面に関しては、過去5年の皐月賞の連対馬を振り返ると、ディープインパクト産駒、ならびに海外芝重賞の勝ち馬を父に持つ馬の活躍が顕著。とりわけ、前走が1着または重賞2着以内だった社台グループ生産馬の好走頻度が高い。該当馬は積極的に狙っていくべきだろう。
今回の出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向(5~8枠)の要点を満たしているのは、⑨ラーゴム、⑮グラティアス。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。

皐月賞想定7人気のヨーホーレイクは、近2走ともに不完全燃焼な競馬になってしまっています。

続いてはエフフォーリアの不安材料をチェックしてみよう。スローの瞬発力勝負になりやすい共同通信杯だが、本番への直結度はどうか。過去10年の優勝馬の中で、中山コース未経験で皐月賞に出走した馬の成績を見てみよう。

《関連記事》
・【皐月賞】今年こそは共同通信杯組! ダノンザキッドよりエフフォーリアを買いたいワケとは
・【皐月賞】東大HCが中山芝2000mを徹底検証 馬券に役立つデータは?
・上手な付き合い方のコツは?ルメール騎手の「買える、買えない条件」

今年の皐月賞に、前走強敵相手に大楽勝劇を見せたエフフォーリアは過去10年で皐月賞4勝を挙げる共同通信杯からの直行ローテで向かってきます。軽視しづらい一頭です。

2021年令和3年 皐月賞いつ

2021年令和3年 皐月賞いつ

クラシック3冠の幕開けを飾る一戦。「最も速い馬が勝つレース」と言われ、スピードとスタミナを兼備した3歳のトップホースたちが中山芝2000mを舞台に覇を競う。グレード制導入以前は、第33回(1973年)のハイセイコー、第35回(1975年)のカブラヤオー、第36回(1976年)のトウショウボーイなど、ファンの多い個性派たちが栄冠を獲得するケースが多く見られた。グレード制導入後は、競走体系の整備が進んでよりスピード色の強いレースとなり、第55回(1995年)のジェニュイン、第64回(2004年)のダイワメジャー、第73回(2013年)のロゴタイプと、3頭のこのレースの勝ち馬が古馬になってマイルG1を制している。また、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭が、皐月賞制覇のあと2冠目の日本ダービー、3冠目の菊花賞とタイトル獲得を重ねて3冠馬となった。第75回(2015年)はドゥラメンテが直線入口で大斜行するも、異次元の末脚を繰り出して圧勝。その衝撃的な勝ちっぷりは、すでに伝説となりつつある。

土曜日の中山芝のレース結果、近年の皐月賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場周辺は雨予報が出ていたが、メインレース前まで何とか持ちこたえ、予定されていた平地芝競走4クラはすべて良馬場(JRA発表)で施行された。
平地芝競走における勝ち馬の4角通過順位は1、7、1、2番手。中団より前で上手に立ち回った馬の奮闘が目を引いた。走破時計もロング開催の最終週としては速すぎず、遅すぎずの水準レベルで、まずまず走りやすいコンディションだったと推察される。
一方で、枠順については中~外優勢。最後の直線で馬場の半ばを通る馬の上位進出も増えてきている。それゆえ内を通る馬に有利な状況とは言い難く、外優位の馬場に近づきつつある状態と捉えるのが正解だと思われる。
日曜日の予報は晴れ。とはいえ、土曜日のメインレース前から未明にかけて降り続いた雨が、馬場に与えるダメージは決して小さくないはず。内めの禿げかけた洋芝の下にある野芝部分や路盤にも悪影響を及ぼし、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
ただでさえ、内めはキックバックが目立ち始めている現状。それを避ける意味でいえば、揉まれない位置からスムーズに進出する馬が有利になることも考えられる。従って、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面に関しては、過去5年の皐月賞の連対馬を振り返ると、ディープインパクト産駒、ならびに海外芝重賞の勝ち馬を父に持つ馬の活躍が顕著。とりわけ、前走が1着または重賞2着以内だった社台グループ生産馬の好走頻度が高い。該当馬は積極的に狙っていくべきだろう。
今回の出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向(5~8枠)の要点を満たしているのは、⑨ラーゴム、⑮グラティアス。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。

2015年以前は勝ちあぐねる印象の強かったディープインパクト産駒だが、2016年に8番人気ディーマジェステイ、3番人気マカヒキ、1番人気サトノダイヤモンドの3頭で3着までを独占すると、翌2017年にも9番人気アルアインがクビ差の接戦を制して2連覇を達成。そして、昨年はのちに無敗で三冠を達成することになるコントレイルが1番人気の支持に応える走りでクラシック初戦を手中に収めている。近年の傾向を鑑みれば、ディープインパクトは人気不問で気を配るべき種牡馬と言えるだろう。
ほか、近年はキングカメハメハ系やステイゴールド系も存在感を放ち、後者は2018年エポカドーロが父オルフェーヴルとの父子制覇を果たしている。レッドベルオーブは、父ディープインパクト×母レッドファンタジア(母の父Unbridled’s Song)。本馬は過去5年で3頭の勝ち馬を出しているディープインパクト産駒となるが、昨年の勝ち馬コントレイルとは母系にUnbridled’s SongとStorm Catの血を引く点で共通する。また、本馬は3代母、コントレイルは2代母がBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬となるので、牝系の実績面も遜色ない。レコード決着の続く戦績からも高速馬場適性は申し分なく、持ち前のスピードが活きる馬場状態であれば上位争い可能だろう。ラーゴムは、父オルフェーヴル×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。オルフェーヴル産駒としてG1勝ちを果たしたラッキーライラック、エポカドーロの2頭は母系にフォーティナイナーの血脈を持つことで共通するが、本馬も2代母の父がフォーティナイナー直仔のDistorted Humorという興味深い血統構成。ステイゴールド系は皐月賞で勝つか負けるかハッキリした結果になりやすいが、それだけに単穴としての魅力は十二分にありそうだ。アサマノイタズラは、父ヴィクトワールピサ×母ハイタッチクイーン(母の父キングヘイロー)。皐月賞で父子制覇を複数回果たした種牡馬は、ネオユニヴァースとディープインパクトの2頭。本馬はネオユニヴァースの直系かつ父ヴィクトワールピサが2010年皐月賞の勝ち馬なので、父子孫の3世代制覇がかかった一戦となる。前走スプリングSでは積極的な立ち回りでアタマ差2着と好走しており、あの機動力と粘り強さを発揮できれば本番でも侮れない存在となるだろう。

2021年令和3年 皐月賞意味

2021年令和3年 皐月賞意味

2021年・皐月賞の枠順が発表されました。

皐月賞(中山競馬場芝2000m):
三冠レースの一冠目。ダービーで好走するのは殆どがこのレースから直行してくる馬であり、ディープインパクトやオルフェーヴル等の三冠馬もこのレースを勝ってここに進んできた。また、皐月賞とのレース傾向の違いから、皐月賞で敗れた馬の巻き返しも多発する。
青葉賞(東京競馬場芝2400m):
本番と同じ東京の2400mで施行されるGII競走だが、現時点ではこのレースからダービーを制した馬はおらず、2着が最高である。
プリンシバルステークス(東京競馬場芝2000m):
青葉賞同様東京で施行されるトライアル競走。こちらも現時点での最高順位は2着である。この傾向は事実上の前身レースであるNHK杯の時代から変わっていない。
京都新聞杯(京都競馬場芝2200m):
優先出走権は得られないものの、関西で行われることから、関東への遠征を嫌った馬が出走枠に入るため、このレースで賞金を上乗せしてくる事が多く、事実上の前身レースである京都四歳特別の時代から「東上最終便」の異名がある。
尚、こちらと本番を連勝した馬は過去に2頭いる(2000年のアグネスフライト・2013年のキズナ)。2019年のロジャーバローズもこのレースで2着になった後ダービー制覇を果たしている。
NHKマイルカップ(東京競馬場芝1600m):
皐月賞を回避してこのレースからダービーへ向かう馬も多い。NHKマイルカップとダービーの変則二冠馬も過去に2頭出ている(2004年のキングカメハメハ・2008年のディープスカイ)かつてはNHK杯という名前のダービートライアルであった。

ここまで皐月賞のトリプルトレンド【絶対に押さえたい3つの傾向】を見てきました。

欧州血統が皐月賞の肝!◎ヴィクティファルス!

皐月賞想定7人気のヨーホーレイクは、近2走ともに不完全燃焼な競馬になってしまっています。

ペースの上がりやすい皐月賞は意外にも差し有利のレース。今年も差し馬に要警戒。

【皐月賞】1番人気ダノンザキッドは15着大敗 川田「能力を出せなかった」

皐月賞は2021年4月18日に中山競馬場で行われる3歳クラシックの第一戦。皐月賞は2021年で第81回を迎え、昨年はコントレイルが制した。皐月賞の出走予定馬・予想オッズ・日程・賞金・過去の結果などをチェックしてみよう。

2021年の皐月賞を制したのは『エフフォーリア(Efforia)』。後続に3馬身の差をつける圧勝で牡馬クラシック一冠目を制した。

2021年令和3年 皐月賞ゴールドシップ

2021年令和3年 皐月賞ゴールドシップ

昨年のコントレイルの1冠制覇から早1年!今年の皐月賞、昨年のように絶対的な存在の馬はいませんが、逆に馬券的には非常に面白いレースになりそうです。

1分48秒台のタイムだと、皐月賞に出走しても掲示板までということが多い中、今年のスプリングステークスのタイムは1分52秒・・しかし重馬場だったので、タイムは比較しずらいです。

「どうして、皐月賞のワープが入ってないんだ!!」

それでも皐月賞は速い馬が勝つと言われているので、やはり今の時点では最も皐月賞馬に近い存在かもしれません。

過去10年で、オルフェーヴル、エポカドーロ、ロゴタイプと3頭の皐月賞馬を出しているスプリングステークスの王者です。オルフェーヴルのスプリングステークスは1分46秒、ロゴタイプも47秒と、かなりレベルが高いレースでした。

混戦模様の2021年皐月賞の予想と展望について解説します。

《関連記事》
・【皐月賞】今年こそは共同通信杯組! ダノンザキッドよりエフフォーリアを買いたいワケとは
・【皐月賞】東大HCが中山芝2000mを徹底検証 馬券に役立つデータは?
・上手な付き合い方のコツは?ルメール騎手の「買える、買えない条件」

共同通信杯で強さを見せつけたエフフォーリア。弥生賞を勝ったタイトルホルダーも横山武騎手ですが、こちらを選んだということで人気も上がりそうです。同じ中山2000なのに、弥生賞組が近年の皐月賞では振るわず。共同通信杯組の方がいいのは、ローテーションのせいでしょうか?
昨年、初めてのクラシック騎乗で、暴走とも言えるレースをしてしまいましたが、それから1年。横山騎手がどれだけ成長したかというのも楽しみです。不安は中山が初めてと言うこと、血統から見たら、皐月賞よりもダービーかな?って感じもしますね。

2021年令和3年 皐月賞父子制覇

2021年令和3年 皐月賞父子制覇

直前の激しい雨で馬場状態は不良まで悪化。レースは、道中3番手を追走した3番人気のロジユニヴァースが、直線ラチ沿いを抜け出して優勝。1番人気に支持されながら大敗した皐月賞の雪辱を果たした。横山典騎手は15回目の挑戦でダービー初制覇。1番人気アンライバルドは大外枠と道悪が応えたか12着に敗れた。

【皐月賞】ヨーホーレイク1冠目へ自信 岩田望は人馬父子制覇を狙う「結果残せたら」

その戦いに勝てれば、やめてもいいと言うジョッキーがいる。
その戦いに勝ったことで、燃え尽きてしまった馬もいる。
その戦いは、僕たちを熱く、熱く狂わせる。
勝負の誇りの世界にようこそ。
ダービーへようこそ。
―2013年JRA日本ダービー(第80回記念) CMより
イギリスで行われているダービーステークスをもととして、1932年に創設された重賞競走である。
出走条件は3歳の牡馬・牝馬であり、文字通り3歳馬の頂点を決めるレースである。皐月賞・菊花賞と並び、中央競馬クラシック三冠を構成している。
7000頭以上の3歳馬の頂点になるということは、競走馬だけでなく、騎手・馬主・調教師全ての夢であると同時に、果てなく難しい目標である。
「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になるより難しい」という言葉もあるほどである。
特に騎手からすれば、日本ダービー制覇は中央競馬騎手としての最大の目標であり、悲願でもある。”天才”と呼ばれた武豊をもってしても、ダービー初騎乗から初制覇まで10年、2018年にダービーを制した福永祐一も20年かかっている。「他のG1競走を勝てば『G1ジョッキー』と呼ばれるが、ダービーだけは『ダービージョッキー』と呼ばれる」と話す騎手もいる。
このレースを勝つには速さとスタミナ、そして何よりも「運」が大事であり、「最も幸運な馬が勝つ」と呼ばれている。
このレースに勝利した馬がこの世代の代表として秋シーズンで古馬との対決に臨んでいく。
有馬記念と並び、日本競馬最大のイベントであり、世間からの注目も高い競争である。
余談だが、冒頭のCMにある「その戦いに勝てれば、やめてもいいと言うジョッキー」は柴田政人を指すが、これは1988年のダービーに挑む際に「勝てたら、もう騎手をやめてもいいというくらいの気持ちで臨みます」と言ったのを曲解されたものだったりする。
発言をメディアで誇張されて伝えられる、と言う事例は珍しい物ではないが、それが長年に渡り訂正されないまま、公式のCMにまで使われると言うのは流石に珍しい。
なお、柴田はこの発言から5年後の1993年、デビュー24年目にしてダービーを制したが、引退はしていない(ただし、その2年後に落馬事故で騎手引退。その後20年に渡り調教師を務め、2019年にそちらも定年引退した)。

【皐月賞】3戦3勝エフフォーリア、半馬身遅れも鹿戸師「リラックスさせることが目的」

皐月賞(中山競馬場芝2000m):
三冠レースの一冠目。ダービーで好走するのは殆どがこのレースから直行してくる馬であり、ディープインパクトやオルフェーヴル等の三冠馬もこのレースを勝ってここに進んできた。また、皐月賞とのレース傾向の違いから、皐月賞で敗れた馬の巻き返しも多発する。
青葉賞(東京競馬場芝2400m):
本番と同じ東京の2400mで施行されるGII競走だが、現時点ではこのレースからダービーを制した馬はおらず、2着が最高である。
プリンシバルステークス(東京競馬場芝2000m):
青葉賞同様東京で施行されるトライアル競走。こちらも現時点での最高順位は2着である。この傾向は事実上の前身レースであるNHK杯の時代から変わっていない。
京都新聞杯(京都競馬場芝2200m):
優先出走権は得られないものの、関西で行われることから、関東への遠征を嫌った馬が出走枠に入るため、このレースで賞金を上乗せしてくる事が多く、事実上の前身レースである京都四歳特別の時代から「東上最終便」の異名がある。
尚、こちらと本番を連勝した馬は過去に2頭いる(2000年のアグネスフライト・2013年のキズナ)。2019年のロジャーバローズもこのレースで2着になった後ダービー制覇を果たしている。
NHKマイルカップ(東京競馬場芝1600m):
皐月賞を回避してこのレースからダービーへ向かう馬も多い。NHKマイルカップとダービーの変則二冠馬も過去に2頭出ている(2004年のキングカメハメハ・2008年のディープスカイ)かつてはNHK杯という名前のダービートライアルであった。

牡馬が迎えるクラシック初戦。昨年はコントレイルが父と同じく3戦という少ないキャリアでこの舞台を制覇し、勢いそのままに世界初の父子2世代での無敗三冠という偉業を成し遂げました。競馬界に一つのブランドを築き上げたディープインパクトという1頭の種牡馬を覚えるだけでも皐月賞を楽しむことができると言えるでしょう。

1000m通過が62.5秒というスローペース。先団でレースを進めた1番人気の皐月賞馬メイショウサムソンが、直線で逃げ粘る4番人気アドマイヤメインをクビ差捕えて優勝し、見事二冠を達成した。

皐月賞、ダービーの行方を占う3歳牡馬番付。アンカツはどう読んだ?

クラシック3冠第1戦「第81回皐月賞」(G1、芝2000メートル)は18日、中山競馬場で行われ、横山武騎乗のエフフォーリア(牡3=鹿戸)が優勝。2月の共同通信杯に続く重賞連勝、4戦無敗でG1初制覇を飾った。無敗での制覇は19年サートゥルナーリア、昨年コントレイルに続く3年連続で史上19頭目。共同通信杯勝ち馬の優勝は2016年ディーマジェスティ以来5年ぶり。2着に8番人気タイトルホルダー、3着に6番人気ステラヴェローチェが入った。

東京競馬場の芝コース2400mで施行されており、この体系は1934年に東京競馬場が目黒から現在の府中に変わって以来、一切変わっていない。
開催時期は毎年5月の最終週もしくは6月1日であり、よほどの事が起こらない限りずれることはない。(レースそのものが中止されたのは1945年の太平洋戦争時のみである)
東京競馬場の改築があってもダービーの時期に被らないように行われる。
また東京競馬場へのアクセス手段となる京王電鉄はレース当日においては本線・競馬場線共に増発される特別ダイヤとなる。
出走枠は最大18頭。その内皐月賞の1~4着・青葉賞の1~2着・プリンシバルステークスの1着馬には優先出走権が与えられ残る11枠は出走登録時の賞金順の上位11頭が選ばれる。
セン馬(アレを取った牡馬のこと)と未勝利馬は出ることはできないが、青葉賞には未勝利馬が出られるため、このレースで2着以内に入れば未勝利でダービーに出走することも出来る。
牝馬も出走できるのだが、ダービーの前週に同条件で施行される3歳牝馬GIオークスがあるため、出走してくることは稀。
しかし2007年にはウオッカが出走し、64年ぶりの牝馬によるダービー制覇を成し遂げた。過去牝馬でダービーを制したのは、ヒサトモ・クリフジ・ウオッカの3頭のみであり、偶然か全て4文字である。
地方馬や外国産馬に関しては時代によって予めクラシック登録を行わないと出走できなかった時もあった。オグリキャップもその1頭である。また外国産馬も2001年から出走資格が与えられている。

勝ったエフフォーリアは父エピファネイア、母ケイティーズハートの血統。父は13年の2着馬で今回雪辱を果たした。通算成績は4戦4勝。
鞍上の横山武はJRA・G1初制覇で1998年にセイウンスカイで制した父・横山典と史上3組目の父子制覇となった。これまでは武邦彦・豊(74年キタノカチドキ→93年ナリタタイシン、00年エアシャカール、05年ディープインパクト)、福永洋一・祐一(77年ハードバージ→20年コントレイル)父子が達成している。
管理する鹿戸師は昨年ウインカーネリアンで4着だったが2度目の挑戦で皐月賞初制覇。JRA・G1は08年ジャパンC(スクリーンヒーロー)以来13年ぶり通算2勝目。

比較的人気馬が好走することが多く、堅い決着になりやすい。かつてはフルゲートが20頭を超えていたため、後方に控えると馬群を捌ききれない事態が多発しており、「1コーナーを10番手以内で回らないと勝てない」というダービーポジションのジンクスがあった。(ただし、このジンクスを過剰に意識して先行争いが激化した結果、人気薄の差し馬が激走するケースもあり、後述のタチカゼやタケホープがその代表例といえる)
現在では、フルゲートが18頭になったためダービーポジションのジンクスも薄れており、NHKマイルカップを中心とした短距離路線の整備もあって、皐月賞のようなハイペースになりにくく、皐月賞で敗戦した馬の巻き返しも目立つが、概ね堅い決着になりやすい。

2021年令和3年 皐月賞ファンファーレ

2021年令和3年 皐月賞ファンファーレ

土曜日の中山芝のレース結果、近年の皐月賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場周辺は雨予報が出ていたが、メインレース前まで何とか持ちこたえ、予定されていた平地芝競走4クラはすべて良馬場(JRA発表)で施行された。
平地芝競走における勝ち馬の4角通過順位は1、7、1、2番手。中団より前で上手に立ち回った馬の奮闘が目を引いた。走破時計もロング開催の最終週としては速すぎず、遅すぎずの水準レベルで、まずまず走りやすいコンディションだったと推察される。
一方で、枠順については中~外優勢。最後の直線で馬場の半ばを通る馬の上位進出も増えてきている。それゆえ内を通る馬に有利な状況とは言い難く、外優位の馬場に近づきつつある状態と捉えるのが正解だと思われる。
日曜日の予報は晴れ。とはいえ、土曜日のメインレース前から未明にかけて降り続いた雨が、馬場に与えるダメージは決して小さくないはず。内めの禿げかけた洋芝の下にある野芝部分や路盤にも悪影響を及ぼし、レースが重なるにつれ、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
ただでさえ、内めはキックバックが目立ち始めている現状。それを避ける意味でいえば、揉まれない位置からスムーズに進出する馬が有利になることも考えられる。従って、真ん中より外(5~8枠あたり)に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面に関しては、過去5年の皐月賞の連対馬を振り返ると、ディープインパクト産駒、ならびに海外芝重賞の勝ち馬を父に持つ馬の活躍が顕著。とりわけ、前走が1着または重賞2着以内だった社台グループ生産馬の好走頻度が高い。該当馬は積極的に狙っていくべきだろう。
今回の出走メンバーで、血統面および先述した馬場傾向(5~8枠)の要点を満たしているのは、⑨ラーゴム、⑮グラティアス。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。

2015年以前は勝ちあぐねる印象の強かったディープインパクト産駒だが、2016年に8番人気ディーマジェステイ、3番人気マカヒキ、1番人気サトノダイヤモンドの3頭で3着までを独占すると、翌2017年にも9番人気アルアインがクビ差の接戦を制して2連覇を達成。そして、昨年はのちに無敗で三冠を達成することになるコントレイルが1番人気の支持に応える走りでクラシック初戦を手中に収めている。近年の傾向を鑑みれば、ディープインパクトは人気不問で気を配るべき種牡馬と言えるだろう。
ほか、近年はキングカメハメハ系やステイゴールド系も存在感を放ち、後者は2018年エポカドーロが父オルフェーヴルとの父子制覇を果たしている。レッドベルオーブは、父ディープインパクト×母レッドファンタジア(母の父Unbridled’s Song)。本馬は過去5年で3頭の勝ち馬を出しているディープインパクト産駒となるが、昨年の勝ち馬コントレイルとは母系にUnbridled’s SongとStorm Catの血を引く点で共通する。また、本馬は3代母、コントレイルは2代母がBCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬となるので、牝系の実績面も遜色ない。レコード決着の続く戦績からも高速馬場適性は申し分なく、持ち前のスピードが活きる馬場状態であれば上位争い可能だろう。ラーゴムは、父オルフェーヴル×母シュガーショック(母の父Candy Ride)。オルフェーヴル産駒としてG1勝ちを果たしたラッキーライラック、エポカドーロの2頭は母系にフォーティナイナーの血脈を持つことで共通するが、本馬も2代母の父がフォーティナイナー直仔のDistorted Humorという興味深い血統構成。ステイゴールド系は皐月賞で勝つか負けるかハッキリした結果になりやすいが、それだけに単穴としての魅力は十二分にありそうだ。アサマノイタズラは、父ヴィクトワールピサ×母ハイタッチクイーン(母の父キングヘイロー)。皐月賞で父子制覇を複数回果たした種牡馬は、ネオユニヴァースとディープインパクトの2頭。本馬はネオユニヴァースの直系かつ父ヴィクトワールピサが2010年皐月賞の勝ち馬なので、父子孫の3世代制覇がかかった一戦となる。前走スプリングSでは積極的な立ち回りでアタマ差2着と好走しており、あの機動力と粘り強さを発揮できれば本番でも侮れない存在となるだろう。

クラシック3冠の幕開けを飾る一戦。「最も速い馬が勝つレース」と言われ、スピードとスタミナを兼備した3歳のトップホースたちが中山芝2000mを舞台に覇を競う。グレード制導入以前は、第33回(1973年)のハイセイコー、第35回(1975年)のカブラヤオー、第36回(1976年)のトウショウボーイなど、ファンの多い個性派たちが栄冠を獲得するケースが多く見られた。グレード制導入後は、競走体系の整備が進んでよりスピード色の強いレースとなり、第55回(1995年)のジェニュイン、第64回(2004年)のダイワメジャー、第73回(2013年)のロゴタイプと、3頭のこのレースの勝ち馬が古馬になってマイルG1を制している。また、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭が、皐月賞制覇のあと2冠目の日本ダービー、3冠目の菊花賞とタイトル獲得を重ねて3冠馬となった。第75回(2015年)はドゥラメンテが直線入口で大斜行するも、異次元の末脚を繰り出して圧勝。その衝撃的な勝ちっぷりは、すでに伝説となりつつある。

2021年令和3年 皐月賞エフフォーリア

2021年令和3年 皐月賞エフフォーリア

それでも万全を期して詰めて使う事はしなかった。本番の皐月賞(GI)までどこにも使わずに臨む事にしたのだ。

【皐月賞】エフフォーリア射止めたラッキー7!

勝ったエフフォーリアは父エピファネイア、母ケイティーズハートの血統。父は13年の2着馬で今回雪辱を果たした。通算成績は4戦4勝。
鞍上の横山武はJRA・G1初制覇で1998年にセイウンスカイで制した父・横山典と史上3組目の父子制覇となった。これまでは武邦彦・豊(74年キタノカチドキ→93年ナリタタイシン、00年エアシャカール、05年ディープインパクト)、福永洋一・祐一(77年ハードバージ→20年コントレイル)父子が達成している。
管理する鹿戸師は昨年ウインカーネリアンで4着だったが2度目の挑戦で皐月賞初制覇。JRA・G1は08年ジャパンC(スクリーンヒーロー)以来13年ぶり通算2勝目。

クラシック3冠第1戦「第81回皐月賞」(G1、芝2000メートル)は18日、中山競馬場で行われ、横山武騎乗のエフフォーリア(牡3=鹿戸)が優勝。2月の共同通信杯に続く重賞連勝、4戦無敗でG1初制覇を飾った。無敗での制覇は19年サートゥルナーリア、昨年コントレイルに続く3年連続で史上19頭目。共同通信杯勝ち馬の優勝は2016年ディーマジェスティ以来5年ぶり。2着に8番人気タイトルホルダー、3着に6番人気ステラヴェローチェが入った。

皐月賞後も考えていたほどの疲れは見せず、翌日の月曜の夜には、早くも飼い葉を全てペロリと平らげたと言う。最後に改めて不安材料がないのかと尋ねると、新クラシックトレーナーは次のように答えた。

【皐月賞】イルーシヴパンサーは坂路で好リズム 久保田調教師「気合がグッと入ってきた」

「折り合いに全く不安のないタイプだし、血統的にも距離延長は問題ないと思います。ただ、別路線からの違う相手も出てくるだろうし、皐月賞後に変わり身を見せる馬もいると思うので、油断は出来ません。そういう気持ちで改めて仕上げていきます」

【皐月賞】エフフォーリア圧勝1冠 無敗ダービーV見えた!