2021年令和3年 二宮和也 松本潤 大野智

2021年令和3年 二宮和也 松本潤 大野智

活動休止まで残り10日を切った嵐。5人それぞれにスポットを当て、その功績を振り返る連載。今回は、二宮和也について触れていきたい。

嵐初の単行本『アラシゴト』(集英社)には、「『涙をふいて』は、嵐になって初めて1人で仕事したっていうところで感慨深い。クレジットに“二宮和也(嵐)”として出るから、下手な芝居をすれば、嵐も大したことないなって思われる。それはできないって思った」と書いた。2019年に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、「ソロの仕事は5人に還元してなんぼ。(事務所にも)5人に還元できないことはやりませんと言っている」と明かしている。

21年間、グループを背負いながら、芝居の世界で戦ってきた二宮。どこか飄々と見える彼だが、グループへの想いは熱い。結成10周年を記念して、嵐全員で作詞を行った「5×10」には、<5人でいる ずっといる>という歌詞がある。このフレーズも、彼が「絶対に入れたい」と話したものだという。

自然に溶け込む演技で、俳優業でも高い評価を受けている二宮和也。14歳の時に、舞台『STAND BY ME』(1997年)で演技に初挑戦すると、映画初単独主演となった『青の炎』(2003年)では、完全犯罪を策略する17歳の高校生という難役に挑戦。ガラスのように傷つきやすい少年の心を繊細に表現し、脚光を浴びた。

また、吉永小百合とともに主演を務めた映画『母と暮らせば』(2015年)では、『第89回キネマ旬報ベスト・テン』で主演男優賞、『第39回日本アカデミー賞』で最優秀主演男優賞を受賞。さらに、先輩・木村拓哉とともに出演した映画『検察側の罪人』(2018年)では、『第43回 報知映画賞』助演男優賞と、『第42回日本アカデミー賞』優秀助演男優賞を受賞した。アイドルとしてだけでなく、俳優としてもトップの景色を見た二宮。

そして、2006年には、クリント・イーストウッド監督が指揮を執ったハリウッド作品『硫黄島からの手紙』に出演。二宮は、「戦争は嫌だ」という価値観を持っている兵士・西郷昇を好演。イーストウッド監督からも、「類稀なる才能」と高い評価を受け、“世界の巨匠”に認められた存在”として、国外からもその才能に注目が集まった。

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