2021年令和3年 菅田将暉 有村架純

2021年令和3年 菅田将暉 有村架純

俳優の菅田将暉が、日本テレビ系の4月期の土曜ドラマ「コントが始まる」(午後10時放送)に主演することがわかった。菅田は、ヒット中の映画「花束みたいな恋をした」で共演した有村架純と再タッグを組むとともに、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音という共演陣と、第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹脚本のオリジナル作品に挑むことになる。

菅田将暉と仲野太賀、神木隆之介が演じる売れないトリオ芸人「マクベス」と、彼らのファンになるファミレス店員・里穂子(有村架純)と妹・つむぎ(古川琴音)が、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う姿を描く群像物語。「マクベス」のコントから始まり、同コントが残りの物語の伏線としてつながる。

「濃密な時間を過ごす恋人同士を演じたのは、今回が初めてなんです」と有村さん。「相手が先生(映画『ナラタージュ』)だったり、生徒(ドラマ『中学聖日記』)だったり。片思い(映画『ストロボ・エッジ』)とか、すれ違ってばかり(ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』)とか。そんな恋愛が多くて」と、いたずらっぽく笑う。

「20代で出会える役を全て、ちゃんとやりきる。その先には、何があるのかな。まだ未知数です」。夢見るようにほほ笑んだ。

感情のメーターが振り切れたのが、クライマックスのある場面。土井監督から「泣かないで」と念を押されていたが、目の前でボロ泣きする菅田さんを見ていると、せきを切ったように涙があふれた。結果的に、役を生きる、有村さんらしい名場面になっている。

ありむら・かすみ 1993年2月13日生まれ。兵庫県出身。2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍人気となる。主な出演作は、ドラマ「ひよっこ」、映画「3月のライオン」など。「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」が、それぞれ4月23日、6月4日から2作連続で公開される。

君津駅から近い商業施設に現れた有村は、ロングコートにチェックのパンツ姿。アラレちゃんを彷彿とさせるメガネが可愛い。ビル前では、自転車のカゴから封筒を取り出し、ビルに入って行くシーンを収録。周囲の飲食店にいた客は、突然現れた有村にクギ付けだった。

菅田、神木、仲野は、売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」を演じ、ネタ作りで集うファミレスのウェイトレスに有村、その妹に古川が扮する。「コントが始まる」というタイトル通り、毎話トップシーンは「マクベス」のコントからスタート。この冒頭のコントが、残りの53分間の物語の重要な伏線として繋がるという構成で紡がれていく。

2015年、冬の東京。大学生の八谷絹(はちやきぬ)(有村架純)と山音麦(やまねむぎ)(菅田将暉)は、終電に乗り遅れた京王線の明大前駅で出会う。時間を潰すために入った居酒屋で話すうち、好きな音楽や映画、読んでいる本が同じだとわかり、親密に。多摩川沿いのマンションで、一緒に暮らし始める。

公開中の映画『花束みたいな恋をした』に続き、ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)でも菅田将暉(28)との共演が話題になっている有村架純(28)。やや風が冷たいある日、彼女が臨んでいたのは、また別の映画の撮影だった。

有村さんが「忘れられない」ラブストーリーは? 三つのジャンルで薦めてくれました。

監督は、「映画 ビリギャル」でもタッグを組んだ土井裕泰さん。当初から有村さんと菅田さんを主演に想定し、「等身大のリアルなラブストーリー」を目指した。劇的な展開はない。2人が向き合うのは、就職や結婚。だからこそ、誰の胸にも響く。

菅田にとって、連ドラ主演を務めるのは、「3年A組―今から皆さんは、人質です―」以来2年ぶり。菅田、有村、神木、仲野は、全員が1993年生まれ(神木以外の3人は2月生まれ)で、世代を代表する俳優陣が集ったことになる。“あの頃”に思い描いていた大人の自分とはかけ離れた人生を歩む20代後半の若者たちが、“失敗”したからこそ出会えた人や出来事によって思い描きもしなかった未知の“幸せ”と巡り合うさまを描く群像劇だ。

「流浪の月」(凪良ゆう著)――全国の書店員の投票で選ばれる「2020年本屋大賞」受賞作。誘拐事件の「被害者」とされた少女と、「加害者」として断罪された青年が15年後に再会する。「ラブストーリーじゃないんでしょうね。恋人でも家族でも、友達でもない。だけどわかり合える特別な存在の2人。心をつかまれて、1日で読み切りました」

映画「花束みたいな恋をした」が描くのは、2015年に21歳で出会った大学生男女の、5年にわたる恋の行方。ヒロインは、有村さんと同世代なのだ。

SNSでもご購読できます。

RSS N21ニュースこんぴうた

コメントを残す

*

CAPTCHA