2021年令和3年 メイウェザー ボクシング

2021年令和3年 メイウェザー ボクシング

「メイウェザーは史上最高の選手たちのグループには入る。しかし、ベストになるためにはモハメド・アリを乗り越えなければならない。アリこそが”スーパーナンバーワン”であり、他を引き離している」

ヘビー級の巨星ロッキー・マルシアノが残したデビューから49戦全勝という記録にもベルト戦で並んだ。米誌フォーブスのスポーツ選手長者番付で過去2年続けてナンバーワンとなり、興行面での実績はボクシング界のみならずスポーツ界全体でも圧倒的である。こうして振り返れば、メイウェザーのキャリアは確かに「史上最高」と呼べる面を持っているように思える。

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40年代においてスピード、スキル、パワーをすべて備えた完璧なボクシングスタイルを構築したロビンソンは、一般的に「全階級を通じて最高のボクサー」の呼称をほしいままにしてきた。階級、世界タイトルが細分化されていなかった時代にウエルター級、ミドル級を制覇し、ミドル級王者は5度獲得。通算175勝(109KO)19敗6分けという戦績は、その内容の濃さで類を見ない。

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)が6日(日本時間7日)に米フロリダ州マイアミのハードロック・スタジアムで、人気ユーチューバーのローガン・ポール(26)=米国=とエキシビションマッチ8回戦で戦う。

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プロボクシングの元世界5階級王者フロイド・メイウェザー(43=米国)が出場予定の格闘技イベント「MEGA2021」の延期が決定した。主催のMEGA製作委員会が5日に発表した。

過去、5階級制覇はシュガー・レイ・レナード、トーマス・ハーンズ、6階級制覇はオスカー・デラホーヤ、マニー・パッキャオが成し遂げているが、無敗でキャリアを終えたのはメイウェザーだけ。メイウェザーは、デラホーヤとパッキャオには直接対決で勝利を収めている。

メイウェザーの能力、戦績の素晴らしさは誰もが認める一方で、キャリア後半は慎重すぎるマッチメークが批判にさらされた。90年代後半、ヘナロ・エルナンデス、エンジェル・マンフレディ、ディエゴ・コラレスにKO勝ちを収めた頃のメイウェザーは、独創的で魅惑的なファイトスタイルを誇っていた。

元世界ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド氏のそんな言葉は、アリ、ロビンソン、さらには他の歴史的強豪たちと、現代のスターであるメイウェザーの違いを分かりやすく指摘しているのだろう。

アトランタ五輪で銅メダルを獲得した後、1996年にプロ入りしたメイウェザーは、足掛け20年で49連勝(26KO)。98年にスーパーフェザー級の王座についたのを皮切りに、ライト、スーパーライト、ウエルター、スーパーウエルター級の5階級を制してきた。世界タイトル戦では通算26戦全勝(10KO)。勝ち続ける過程で、自ら「TBE(The Best Ever=史上最高)」という愛称を好んで使うようになった。

「このスポーツを19年もやってきて、うち18年(実際は17年)は王者であり続けた。その過程で多くの記録を達成してきた。ボクシングで証明しなければならないことはもう何もないよ」

しかし、たとえそうだとしても、「信者」ともいえる一部の熱狂的な支持者を別にすれば、メイウェザーが歴史上のベストボクサーだと認めている関係者、ファンはほとんどいないのが現実である。

ボクシングに興味はなくとも、アリを知らないスポーツファンは世界に存在しないだろう。五輪金メダルを獲得した後にプロ入りし、3度にわたってヘビー級タイトルを獲得。ジョー・フレージャー、ジョージ・フォアマンらと印象的なライバル関係を築いた。ベトナム戦争時の徴兵拒否、引退後の政治的活動、文化人的な側面も相まって、アリは米国ではスポーツの枠を超えた偉人として認識されている。

ただ……。少なくとも試合直後の時点では、メイウェザーは本気でリングを離れようと心に決めているようにも思えた。

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