2021最新 氷川きよし 724

2021最新 氷川きよし 724

これまで歌ってきたすべての作品は「自分の子どもみたいなも」と語る氷川は、「まったく何もない状態から作品に仕上げてくださる作詞・作家の先生」に感謝し、一曲一曲に愛情を持つ。近年は“氷川きよし”というジャンルを、つまり既成のジャンルにとらわれず、自分が歌いたい曲を積極的に発信しているが、最新アルバム『南風吹けば』に収録された全曲について語る。

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歌・歌・歌。演歌からロックまで鮮やかに変化する歌声とパフォーマンスよる歌のシャワーが降り注いでくる。氷川きよし、22年目のコンサートツアーは夢とロマンが詰まったステージだった。これほどまでに幅広い歌を届け、歌の世界から飛び出してきたような独創的な衣装で魅せ、自然体のトークで観客を楽しませるなんて・・・。

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紋付き袴の和装で登場した氷川はデビュー曲「箱根八里の半次郎」、セカンドシングル「大井追っかけ音次郎」を歌い、魂の歌、第45回日本レコード大賞で金賞を受賞した「白雲の城」を歌い上げた。“氷川演歌”の原点とも言える和の世界だ。

ステージ上部にはシャンデリアの演出。そしてピンスポットを浴びる氷川。いっそう華やかな世界観の中で、“笑い飛ばすことさ! Hey!”とポーズを決める。

昨年、東京国際フォーラムで行った「氷川きよし スペシャルコンサート2020 きよしこの夜Vol.20」と同様、“青アマビエ”の衣装でステージに現れた氷川は、「大丈夫2020」「きよしのズンドコ節2020」、「星空の秋子」を歌うと、黒のタキシードに着替えて昨年の勝負曲「母」をフォーラムバージョンで聴かせる。

後半はとにかく歌い続けた。MCなどはなく、「白い衝動」の歌詞にある“信じた未来へ 走れOne way”の言葉通り、氷川はまさに駆け抜けていった。

アンコールの1曲目は布袋寅泰のアルバム『Soul to Soul』に参加して歌った「I Don’t Wanna Lie」。「きよしこの夜Vol.20」ではアンコールの1曲目に、「ボヘミアン・ラプソディ」を披露していたが、22年目の今季ツアーは「I Don’t Wanna Lie」が氷川の心の叫びだった。

「久しぶりの、原点でのコンサートホール、中野サンプラザでございます。氷川きよしがいちばん最初に、2021年にここで歌ったんですね。《観客がザワザワザワ》 2022年? 《ザワザワ》なんなの? 21年? 23年?《ザワザワザワ》 なんなの? にせん・・・えっ? 2001年だ!《観客爆笑》 申し訳ございません。私が悪るうございました。2021年って今年じゃないですか。(ほかの仕事など)たくさんの台本があって・・・。ボケてきました。2001年です」

6曲目の最後に歌った「櫻」は、「出発」同様、なかにし礼が作詞、平尾昌晃が手がけた作曲だ。亡くなってしまった大切な人を思う歌。「私が死んだら 櫻になるわ」(「櫻」歌詞より)が口癖だったあの人へ。東日本大震災の翌年、2012年に作られた作品だ。

氷川はファンがいるから勇気をもらえ、ステージに立つことができる。だから、このひと時は現実と離れてハッピーな時間を過ごしてほしいとも語り、主人公の思いを強く感じるオリジナル曲を聴かせたい。アルバムや、シングルのカップリング曲として収録されているが、あまり披露する機会がなかった曲たちを、これから歌うという。

昨年の勝負曲「母」をフォーラムバージョンで歌う氷川。演奏の主旋律をピアノからバイオリンへと変化させるアレンジで魂のこもった歌声を聴かせた。

中野サンプラザは2001年7月5日、氷川がデビューして最初に行った単独コンサート“チャレンジステージ”の舞台。デビュー以来、もっとも多く立っているステージでもある。ここまで4曲、瞬きさせないパフォーマンスで聴かせた氷川だが、トークとなるとまったく飾らず、自然体だった。それでいて観客を巻き込む笑いの渦。通算2513回目となった8日昼の部のステージでは、こんなオープニングトークを見せた。

ここまで約1時間半。16曲を歌い終えた氷川のスペシャルコンサートは後半へ。一気にポップス&ロックのショーへと切り替わると、照明がいっそうド派手となり、歌のリズムに合わせて照明が踊りだした。

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