2021最新 長谷川唯 生まれ

2021最新 長谷川唯 生まれ

相馬は開会にあたって「東京オリンピック代表で日の丸を背負って闘えることに心から幸せを感じています。2013年9月、自分が出場できるオリンピックの開催地が、生まれ育った東京に決まった時は胸が高まりました。そして、『最後のメンバー発表で絶対に自分が選ばれるんだ』と決意しました。

小学校卒業後は、日テレ・ベレーザの下部組織メニーナに入団。メニーナで中学・高校と長谷川を指導した寺谷真弓さん(現東京ヴェルディ・アカデミーダイレクター)によると、当時の長谷川は体格がひときわ小柄で、身長、体重ともに小学3年から4年生ぐらいの平均値だったという。だが、当時からサッカーセンスは光っていた。

11年の女子W杯でMVPと得点王に輝いた澤穂希さんは、今大会で長谷川を注目選手に挙げ、次のように話していた。

2023年のFIFA女子W杯の招致活動を日本が撤退したことについて
「オリンピックとは違った女子サッカーだけの世界大会が日本で行われることへの影響はとても大きいと思うので、日本でやりたかったという気持ちはあります。」
と、複雑な胸中を明かす長谷川選手でしたが、1年後に延期されたオリンピックについて聞かれると
「日本で開催されるということは、今まで支えてくれた家族や指導者に成長した姿を直接見てもらえるということだと思います。恩返し出来るよう、全力を出し切りたいと思います。そして夢だった舞台に立てることを楽しみたいと思います。」
と、希望に満ちた意気込みを語って下さいました。

東京都出身。女子サッカーの最前線で取材を続ける、スポーツジャーナリスト。なでしこリーグはもちろん、なでしこジャパンをはじめ、女子のU-20、U-17 が出場するワールドカップ、海外遠征などにも精力的に足を運び、様々な媒体に寄稿している。

自身の性格について聞かれたときの長谷川の返答には、その強靭なメンタルがよく表れていた。

優勝した2011年ドイツ大会、準優勝だった15年カナダ大会で一時代を築いたチームが一つのサイクルを終え、16年に新監督に就任した高倉麻子監督は、多くの選手に機会を与えて競争を促し、その中で世代交代を進めてきた。今大会で選ばれた23名の平均年齢は約23.9歳(メンバー発表時)で、全24カ国中2番目に若い。

今年4月の欧州遠征で、日本は開催国のフランスに1-3で敗れた。内容面でいいところがなかったが、長谷川は結果をしっかりと受け入れて前に進んだ。また、6月2日のスペイン戦(△1-1)も、長谷川自身はあまり良いプレーを見せられず、試合後は個人としてもチームとしても、うまくいかなかった原因や改善点をしっかりと分析した。フランスもスペインも、優勝候補の一角だ。だが、長谷川はW杯で対戦することを恐れてはいない。「相手の戦い方を知り、駆け引きできる材料が増えた。だから、勝てる可能性が増えた」と、言外にほのめかす。なんとも頼もしい。

新たに台頭してきた世代は、14年のU-17女子W杯や18年のU-20女子W杯で世界一になった経験を持つ選手が多い。その中で、攻撃のキープレーヤーとして注目されてきたのがMF長谷川唯だ。

156cm、46kgと、23名のメンバーでも特に小柄な体格だが、卓越したテクニックで大柄な相手をひらりとかわし、時に大胆なアイデアでスタジアムを沸かせる。宮城県で生まれた長谷川は、幼少時に埼玉県戸田市に移り住み、戸田南FCスポーツ少年団でサッカーを始めた。その後、戸木南ボンバーズに入団。ドリブルが大好きだったという長谷川は、ロナウジーニョに憧れた。

そして、年代別代表でも着実に頭角をあらわしていった。12年のU-17女子W杯(ベスト8)で、長谷川はMVP3位に当たるブロンズボールを受賞し、優勝した14年のU-17女子W杯では準MVPに当たるシルバーボールを受賞した。3位になった16年のU-20女子W杯でも中心選手として活躍。国内リーグでは13年、16歳の時にベレーザで試合に起用されるようになり、15年からはリーグ4連覇の原動力になった。クラブと年代別代表で10年以上ともにプレーしてきたMF籾木結花とは、時々、想像もできないようなコンビネーションから点を取る。

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指導は厳しかったが、長谷川はその中で技術だけでなく戦術的なスキルも高め、持ち前のセンスを開花させていった。

2人のコンビネーションは、今大会でも日本の武器になるだろう。昨年から、長谷川のプレーはスケールアップした。ドリブルや周囲とのコンビネーションで相手の裏を取るプレーが増えた。また、フィジカルトレーニングに力を入れ、1対1に強くなった。今年、大学を卒業し、ベレーザでチームメートのDF清水梨紗とともにプロ契約選手になった。サッカーに集中できる時間が増え、パフォーマンスのさらなる向上が期待される。

初戦では、ドイツ女子代表を相手に先制。惜しくも逆転負けとなりましたが、世界屈指の強豪チームに大善戦しました。ところが、日本国民からの反応は薄く、メディアで報じられることは少なかった。成田空港へ帰国した高倉麻子選手は「下の子に伝えて行けたら良いと思う。」と話しました。「女子サッカーは『勝たなければならない』『結果を出さないと注目されない』」という、今に通じるなでしこジャパンの精神が、この大会で生まれました。

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