2021最新 瀬戸大也 miwa

2021最新 瀬戸大也 miwa

ライバルとの一騎打ちこそ僅差で敗れたが、萩野公介(26=ブリヂストン)の表情はすがすがしかった。長期休養を挟みながら、200メートル個人メドレー決勝で派遣記録を突破し、3大会連続の五輪個人種目代表に内定。「逃げ出したい時期もあったし一時はレース前に負けたこともあったけど、それもなく大人のレースができたと思う」とうなずいた。

会見では馬淵さんからのVTRコメントも流れ、「元アスリートとして、母親として、20代の女性として、自分らしくお茶の間のみなさんへ、明日への活力を発信できたらと思います」と意気込みを語っていた。

プロに転向しブリヂストンに入社。「思い描くプロスイマーの姿は勝ち続ける絶対的な強さ」と日本のエースとしての自負をのぞかせた。しかし、直後に行われた日本選手権では、400メートル個人メドレーで瀬戸に大接戦の末、0秒01差で敗れた。

日本水泳連盟から活動停止処分を受け、五輪に向け急ピッチで仕上げる瀬戸。五輪の1年延期により復調のきっかけをつかもうともがき続ける萩野。日本一を懸けたこれまでの日本選手権での個人メドレー2種目の直接対決は萩野の16勝3敗。しかし、2016年リオデジャネイロ五輪以降は立場は逆転。東京五輪で2人がどんな泳ぎを見せてくれるのか。200メートル個人メドレーにはそろって出場する。プライドを懸けた頂上決戦の幕が上がる。

瀬戸は、飛び込み選手の馬淵優佳さんと結婚。優佳さんは、この年に現役を引退した。瀬戸はツイッターで「より一層気合を入れてまずは夏に行われる世界水泳、そして東京五輪で最高の結果を残せるよう励んでいく」とコメントした。

前日のクールダウン会場で瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)と冗談交じりで交わした「泥仕合になるね」という言葉通りの展開だった。最初のバタフライで「燃え過ぎて力んでしまった」と出遅れたものの、第3泳法の平泳ぎをトップで終え、ラスト50メートルは瀬戸と大接戦。最後は屈したが「大也も力を出してくれて、久しぶりに2人でこういうレースができた」と破顔。自身の日本記録には遠く及ばないが、充実の時間だった。
リオ五輪後は右肘手術の影響もあり低迷。競技に身が入らず、バイク練習でコーチが見ていない隙にペダルをこぐ強度を軽くしたこともある。19年3月には平井伯昌コーチ(57)に「水泳が嫌いになりつつあります」と打ち明け、約3カ月の休養に入った。丸刈りにして欧州を一人旅し、泳ぐ意味を自問自答。いばらの道を覚悟して、現役続行を決意した。親交の深い騎手の武豊(52)から「周囲に何を言われても気にするな。自分を信じて突き進め」と背中を押されたことも大きかった。
今大会はリオ五輪で金メダルを獲得した400メートル個人メドレーを回避した。「その選択が正しいかは分からない」としつつも「数年前から2択の選択肢を最善のところで進んだら、もっと違う人生があった。でも、これが今の萩野公介だと思う」とキッパリ。3度目の五輪はメダル獲得よりも競泳人生を表現する場と捉え、「自分にしかできない泳ぎを見せたい」と誓った。(鳥原 有華)
《リオ五輪後の萩野》
☆16年8月 リオ五輪の400メートル個人メドレー金など金、銀、銅のメダル3個を獲得。
☆同9月 15年に骨折して違和感のあった右肘を手術。
☆17年1月 東洋大卒業を前にブリヂストンと22年3月まで5年契約。
☆同7月 世界選手権の200メートル個人メドレーで銀メダルも、800メートルリレーで精彩を欠き号泣。
☆18年1月 体調不良で入院。
☆19年2月 コナミオープン400メートル個人メドレー予選で自己ベストより17秒以上も遅い記録に終わり、決勝を棄権。
☆同3月 日本選手権欠場を発表。成績不振によるモチベーション低下を理由に休養に入る。
☆同8月 W杯東京大会で半年ぶりにレース復帰する。
☆同9月 シンガー・ソングライターmiwaとの結婚を発表。
☆20年2月 コナミオープン400メートル個人メドレー4位で「泳ぐ前から怖い」と吐露。
☆同6月 五輪延期決定後初めて取材に応じ「今年、東京五輪が来ていたら厳しかった」。
☆同8月 半年ぶりレースとなった東京都特別大会200メートル個人メドレーで1分58秒20の1着。
☆同10月 ブダペストで開催された国際リーグに参戦。400メートル個人メドレーで5連勝。
☆同12月 瀬戸が不在の日本選手権で個人メドレー2冠を達成。

萩野が、シンガー・ソングライターのmiwaさんと結婚。

男子、女子の状況や経過、優勝者、池江璃花子、瀬戸大也、萩野公介の成績は?

5カ月半ぶりに実戦復帰。200メートル個人メドレーでは、自身の日本記録からは5秒近く遅れ、3位だったが「好きな水泳を見てもらって、応援もしてもらい、なんて幸せなんだろう」と感謝した。

高校3年生で初出場。競泳男子の高校生五輪代表は2000年シドニー五輪の北島康介さん、三木二郎さん以来3大会ぶりとなった。メドレー種目は、日本人には不向きと言われてきたが、400メートル個人メドレーで日本新記録をマークして銅メダルを獲得。56年ぶりの高校生メダリストとなった。北京五輪8冠のマイケル・フェルプス(米国)を破っての表彰台に「勝ったことは非常にうれしい」と喜びを語った。

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