2021最新 五十嵐カノア 大原洋人

2021最新 五十嵐カノア 大原洋人

日本男子は、日本人の両親の下、アメリカ・カリフォルニア州で生まれ育った五十嵐カノアにメダル獲得の期待がかかる。CTに本格参戦し、2018年は年間ランキング10位。2019年はCT初優勝を飾り、年間6位と世界上位の実力を示した。会場となる千葉県一宮町の出身である大原洋人にも注目だ。海の状況を知り尽くしているのが強みだ。女子は、CTに日本人女子として初めて参戦した都筑有夢路、アメリカ・ハワイ州出身の前田マヒナが出場。上位進出を狙う。

大原洋人は第6ヒートでペルーのミゲル・トゥデラと対戦。先手を取ったのはミゲル。ライトブレイクにバックハンドでストレートアップのリエントリーを決めて4.50をスコアする。

オリンピック代表権獲得の上位5名に入った村上舜と大原洋人は、本日のファイナルデイにおいて、どちらか上位になった選手がオリンピックの出場資格を獲得するという状況。日本のサーフファンにとっては、なんとも言えない気持ちである。

完全に追い込まれながら、最後まで諦めずチャージを続けた大原は、ラストウェイブで起死回生となるテールハイのエアリバースをメイクし5.67をスコア。日本中が感動する大逆転で、見事、準々決勝へと勝ち上がった。

村上はニード6.91で4位と追い込まれる。残り時間は5分。完全にゾーンに入った大原は、今度はバックハンドで6.27でバックアップを塗り替え、更に最後には9.00をスコアし圧勝。

そして村上舜は4位となり、大原洋人がグランドファイナルに進出。それと同時に大原洋人の五輪出場が決定。

サーフィンは今大会で初めて実施される五つの追加競技の一つで、サーフボードという板に乗って波に乗り、さまざまな技を披露する採点競技。サーフボードには長さ9フィート(約274cm)以上のロングボード、6フィート(約183cm)前後のショートボードなどがあり、今大会の競技はショートボードで実施される。同じ場所でも気象条件によって波の状態は異なり、風の強さや風向き、潮の干満などによって刻々と変化していく。選手たちはそれを見極め、自然と一体化してライディングテクニックを競い合う。実施種目は各20人が出場する男女の個人戦。選手たちは制限時間の中で技を競い合う。各ヒート(試合)を2~5人の選手で競い、1~3位の選手が次のラウンドへ進むトーナメント方式で行われる。

それに対しジョアン・ドゥルーもバックハンドのダイナミックなサーフィンで7.67をスコアして応戦。波を読みきれない大原はスコアリングウェイブを掴めず、コンビネーションで4位を強いられる。

7:00から予定されている男子準々決勝 – 第1ヒートでは、五十嵐カノアがコロヘ・アンディーノと対戦。8:12からの第3ヒートでは大原洋人が、イタロ・フェレイラと対戦。

大原も残り時間6分で5.83をスコア。唯一のグーフィーフッターであるジョアンは、各選手がスコアを出しているライトブレイクをバックハンドで攻めてスコアを重ねる。残り時間は2分。ビッグセットを掴んだカノアは、テールハイのビッグエアリバースを決めるも逆転ならず。

1ヒートはその日のコンディションによって変わるが、通常20~35分程度。各選手は時間内に何度も波に乗り、そのうち点数が高かった2本の合計で順位を決める。なお、自然のコンディションが大きく影響する競技だけに、日程も独特。競技が行われるのは4日間だが、開催日程は8日間が設定されている。8日の中で波の状況を見ながら、競技にふさわしい条件がそろった日を選んで開催されるのだ。

大原洋人は、ライトでビッグセットを掴み、コントロールされた2マニューバーを披露。クローズセクションでのビッグリエントリーを決めエクセレントの8.00を叩きだす。大原は一気にトップへ躍り出る。

思うようにスコアリング・ウェイブを見つけられない大原洋人は、レフトブレイクにテイクオフ。バックハンドでクリティカルなリエントリーを決めて3.60をスコアした。

グランドファイナルでは、五十嵐カノア、大原洋人、ジョアン・ドゥルー、ジェレミー・フローレスが対戦。フランス対日本という対決となった。

優先権を持って波を待つ大原は、サイズのある波を掴んでストレートアップ。クリティカルなセクションでターンを見せるも逆転ならず。

SNSでもご購読できます。

Leave a Reply

*