2021最新 大橋悠依スタイル

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2021最新 大橋悠依スタイル

昨年10月の日本短水路選手権の200m個人メドレーで自身の持つ日本新記録を約2年ぶりに更新すると、東京に拠点を置くチームの一員として出場した11月の国際リーグ(ISL)でも200m個人メドレーで日本新を連発。ともに五輪とは違う短水路(25mプール)の大会ながら着実にタイムを伸ばし「ISLで自己ベストが出たのは自信になった。やってきたことが間違いなかったと確認できた」と自信を取り戻した。

200m個人メドレーは、「前半から行きそうな選手がいなさそうだったので」と、前半から積極的に行くと、やはり一度も先頭を譲らずに泳ぎ終えた。それは日本女子では初の個人メドレー2冠でもあった。

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ISL後は’16年リオ五輪400m個人メドレーで8位入賞の清水咲子(28=ミキハウス)が大橋と同じ平井伯昌コーチの指導を受けることになり、一緒に練習に励んでいる。本命種目が同じライバルだが、練習中に水中でお互いの泳ぎを見てアドバイスを送り合うなど良い関係を築いている。

象徴的なのは、大学2年生で迎えた2015年4月の日本選手権だ。200m個人メドレーに出場した大橋は、出場40人中40位、つまり最下位に終わったのだった。

2021年東京五輪で競泳女子個人メドレーで出場する大橋悠依選手。

競泳の場合、日本代表として活躍する選手はたいてい中学、高校時代に台頭する。一方で大橋は、高校時代は全国大会のレベルでめざましい結果を残していたわけではなかった。東洋大学に進んだあとも、状況はしばらく変わらなかった。

26日には200メートルの個人メドレー予選が組まれる。「頭を切り替え、残る200メートルも頑張る」。さらなる活躍を誓った。

日本選手権はあくまで通過点。目標は東京五輪でのメダル獲得で「金メダルに近いのは200(m個人メドレー)より400(m個人メドレー)だと思っている」と自己分析する。最大のライバルとなるカティンカ・ホッスー(31=ハンガリー)は’16年リオ五輪で樹立した世界記録を最後に自己ベストから遠かっており、大橋が頂点に立つチャンスは十分にある。

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