2021最新 橋本大輝内村航平

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2021最新 橋本大輝内村航平

「東京五輪・体操男子個人総合・決勝」(28日、有明体操競技場)
日本の橋本大輝(19)=順大=が最終6種目目の鉄棒で逆転し、金メダルに輝いた。ロンドン、リオと2大会連続で個人総合金メダルに輝いた内村航平の後を継ぐ、日本の若きエースが世界の頂点に立った。北園丈琉は5位に入った。
【写真】あん馬でダイナミックな演技を見せる橋本
予選1位の橋本はゆかから演技を始めた。ゆか、あん馬と高水準の得点をマークしていたが、つり輪で想定していたよりも得点が出ず。跳馬も着地でラインを踏み越えてしまった。
しかし、5種目目の平行棒でほぼ完璧な演技を見せて追い上げると、最後は得点が見込める鉄棒。トップのショウ・ジャクトウ(中国)との差は0・467点だった。本来の演技を見せれば十分、逆転のチャンスがある14・533点差で、大きなミスのない演技を披露。14・933点を獲得した。
【橋本の演技ダイジェスト】
▽ゆか どの技も大きなミスなく着地し、14・833点。
▽あん馬 開脚旋回、倒立など、ミスなく着地も決め15・166点の高得点。
▽つり輪 制止技を懸命に制止。着地はやや後方にはずんだ。点数が出るのに時間がかかり、出た得点は13・533と橋本としては低かった。
▽跳馬 着地で大きく右足がラインを踏み越えてしまい、減点の対象になったが、14・700と影響はあまり大きくなかった。
▽平行棒 足先まで意識された美しい演技を披露。着地も決め15・300点。
▽鉄棒 離れ技も落下することなく、着地も小さなバウンド程度に抑え、14・933点を獲得した。

種目別の鉄棒に絞って4大会連続の五輪出場を狙う内村航平(32.、ジョイカル)も圧巻の演技を見せた。H難度のブレトシュナイダーをはじめG難度カッシーナ、E難度のコールマンと離れ技をすべて成功させ、個人最高得点の15.466点をマークした。
内村は予選でも15.166点をマークし、日本協会が作成した暫定の世界ランキング1位得点(14.933点)を0.2点上回った。32歳といえど技の切れは健在。着地は左足がぴったりとはいかなかったが、それでも若い選手が憧れる貫禄の演技を堂々と見せた。
体力が落ちていることを感じると言っていた内村だが、日々の練習で動きを体に染みこませることで、年齢による体力の衰えをカバー。神の領域といわれたキングは、今も努力を重ねて得意の鉄棒で最後になるかもしれない金メダルを狙っている。
しかし、本人いわく「大満足の出来ではない」という。今回の演技については「100満点中60点。やってる感覚がまだよくない」と、上を見据えたコメント。キングの挑戦は終わらない。
個人総合優勝の橋本大輝は鉄棒でも3位に入った。こちらも15点台の高得点。得意は全盛期の内村と同じ床と鉄棒で、後継者の一人として期待がかかる。
東京五輪の男子個人総合は「NEXT内村」を狙う橋本で金、個人の種目別は「永遠のキング」内村で金、も夢ではないかもしれない。
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東京五輪第6日の28日、体操の男子個人総合決勝で橋本大輝(19)=順大=が金メダルを獲得した。競泳女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(25)=イトマン東進=が400メートルとの2冠を達成。柔道の女子70キロ級は新井千鶴(27)=三井住友海上=が制し、日本の金は13個となり、前回リオデジャネイロ五輪を上回った。体操の同種目で日本勢は内村航平(32)=ジョイカル=の2連覇に続く3大会連続優勝で、体操のメダルは五輪で通算100個目に達した。
日本の女子選手が1大会で複数の金メダルを獲得したのは夏季五輪初。
バドミントン男子シングルスは、世界ランキング1位の桃田賢斗(26)=NTT東日本=が1次リーグで敗退した。
ボクシング女子フェザー級の入江聖奈(20)=日体大=は準決勝進出。3位決定戦がないため銅メダル以上が確定、日本女子初のメダルとなる。
サッカー男子の日本は1次リーグ最終戦でフランスに4―0で勝ち、3連勝で準々決勝に進んだ。
野球は1次リーグが開幕し、日本の「侍ジャパン」はドミニカ共和国に4―3で逆転サヨナラ勝ちして白星スタートを切った。
卓球は女子シングルスで伊藤美誠(20)=スターツ=が4強、テニスは男子シングルスで前回大会銅メダルの錦織圭(31)=日清食品=が8強入りした。

体操・全日本選手権の男子個人総合で、橋本大輝(19、順大)が合計173.365点をマークして初優勝した。予選7位から決勝で大逆転。優勝インタビューでは「NHK杯では安定した演技で日本のエースと言われるように頑張りたい」と話した。
5月のNHK杯とともにオリンピック代表選考会を兼ねた全日本選手権。市立船橋高時代からずば抜けた実力を持っていたが、水鳥強化本部長も橋本に対して「想像以上の実力がある」と絶賛。世界と戦うための実力は十分備わっているようで「15点台はプロフェッショナルの域しか出せない点数。それを見事にたたき出している」と手応え十分だ。
橋本が予選7位からの大逆転を成功させたのは負けん気の強さもあるだろう。1種目目、予選で2度落下したあん馬の悔しさを爆発させた。大技ヨネクラを見事に成功させて跳馬から平行棒、鉄棒と15点台をたたき出し、最終種目の床も15点台で大逆転した。

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