2021最新 橋本大輝 マジック

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2021最新 橋本大輝 マジック

一方で東京2020大会を特別視はしない。そこにも橋本ならではの考えがある。

東京2020大会での金メダルを目指し、ゆかではG難度の「リ・ジョンソン」、跳馬では世界最高難度の大技「ヨネクラ」も習得した。1年の延期が橋本を世界トップへ近づけた。

まず、24日は無観客試合として、マジックボックスアリーナにおいて、エニウェアルールにて対戦。リングでの攻防はわずかながら行ったがそのまま場外に降りた二人は館外乱闘へ突入。

こうしたことが開発のきっかけになったというこのマジックハンド。

橋本選手は、人目もはばからず、体を震わせながら大粒の涙を流しました。

「水鳥本部長から『橋本くんは絶対オリンピックを狙える位置にいる。2019年、次の年の世界選手権も十分に狙えるから遠慮せずに、どんどん下から圧を掛けてほしい』と言われました。代表監督から自分の実力を言及されたのはうれしかったですし、このまま目指していければと思いました」

 橋本は2019年10月に開催されたドイツの世界選手権で、白井健三以来2人目となる高校生での代表入りの快挙を果たす。しかし団体決勝ではミスは重なり、日本はロシア、中国に次ぐ3位。演技を終えた際、悔しさのあまり目に涙を浮かべた。

帰国後はどうすれば大きな舞台でパフォーマンスを出せるのか、どうすれば優勝できるのかを常に考えた。進学した順天堂大学は社会人チームと合同で練習をしており、ドイツ世界選手権のメンバーである萱和磨、谷川航などとともに練習する。指導者もオリンピック経験者という世界トップクラスの練習環境の中、日本一と言われる圧倒的な練習量で橋本はさらに力を伸ばしていった。

時間もまた橋本を味方した。高校3年の卒業時に首を故障し、大学1年だった昨年は決して満足な練習はできなかった。新型コロナウイルス感染症がなく昨年にオリンピックが開催されていれば、橋本は舞台に立つことすらかなわなかったかもしれない。

続くNHK杯でも周囲を驚かせる。4種目の得意の跳馬では「ヨネクラ」を跳ぶつもりも、跳馬に手を突き放した状況で高さを判断し失敗の可能性を考え、着手の瞬間に半ひねり少ない「ロペス」に切り替えた。水鳥強化部長をして「理解を超える感覚」と驚く離れ業。ただ橋本自身は想定の範囲内だったという。

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見る景色が変わり始めたのは市立船橋高等学校時代。体操部の神田眞司総監督の指導のもと、自身「尋常じゃない」と語る猛烈なスピードで技術を吸収し、一気に成長した。オリンピックを視野に入れたのは高校2年生だった2019年1月、日本代表合宿で水鳥寿思男子強化本部長兼代表監督からの言葉だった。

橋本とともに団体で金メダルを目指すのはドイツ世界選手権で同じ悔しさを味わった萱、谷川、そして18歳の北園丈琉の4人で全員がオリンピック初出場だ。内村航平、白井健三と国民がよく知る選手の名はない。だが、橋本はこの4人であれば金メダルを取ることができると強い自信を見せる。

団体、個人でもメダルが期待される橋本だが、まず団体予選を1位で通過することを第一の目標に掲げる。

橋本大輝 「躍進の秘密」

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