2021最新 上田綺世評価

2021最新 上田綺世評価

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それでも今季J1で2ケタゴールをマークした上田綺世(鹿島)や今夏に1年間プレーしたポルトガルから復帰した前田大然(横浜)ら実績ある面々が顔を揃えた。

強い意欲は序盤から如実に出ていた。上田は前線から積極的にプレスに行き、守備のスイッチを入れる。そして攻撃に転じると前線で屈強なDF陣に体を預けたり、駆け引きしながらスペースに侵入。久保建英や堂安律と近い距離で連携しようという意識も押し出した。

――改めて2019年を振り返って、この1年のご自身をどのように評価していますか?
全然うまくいかない1年だったなと思います。運がなかったと言えばなかったのかもしれないけど、僕はよく、「運も含めて」っていう話をしているんです。それもすごく大事な要素だと思っているので。そういう意味では、運があったようでなかった1年だった。それで片付けるつもりはないですけど、やっぱりどこかで何かが変わっていたら、今の自分の存在も大きく変わっていたと思いますし、そのチャンスはたくさんありました。“チャンスを逃した年”とは言いたくないですけどね。逆に言えば、ずっとサッカーをやってきて、ようやくそういうチャンスが巡ってきた1年だったかなとも思います。

――2020年は東京オリンピックというビッグイベントが待っています。
東京で開催される大事な大会ですけど、そこに対して僕はどうアプローチしていいのか分からないですし、こうしたら出られるっていう条件もないので、結局は自分次第だと思います。東京五輪を意識するということではなく、目の前の試合で常に100パーセントのパフォーマンスを出して、「自分じゃなきゃいけないんだ」というのを毎試合、証明し続けることが必要になる。僕はヘディングや抜け出し、シュートがなくなってしまったら何もない選手になってしまうので、そこを常に出し続けなければいけない。その上で選ばれなかったら、多分、今の上田綺世は何をしても選ばれないと思うので。とにかく、悔いが残らないところまでトライできれば、僕は満足です。

――上田選手にとってやりにくい選手とは?
僕の武器は抜け出しなので、それに対して考えてケアしてくるというか、一回起きた事象に対して順応するスピードが速い選手は苦手ですね。僕は相手のセオリーを壊す力があると思っているんですけど、同じように僕の持っているセオリーに対して、それを壊すような武器を備えている選手は嫌です。そういう意味でも大学の同期だった森岡は、僕が今までプレーしてきたなかで一番嫌な選手ですね。

彼が東京五輪メンバーに滑り込むとしたら、上田を追い落とす必要がある。そこはかなり難易度が高そうだ。とはいえ、まだ本番まで半年ある。今回の合宿で強烈なインパクトを残したうえで、2021年J1で序盤戦からゴールラッシュを見せれば、序列を変えることも十分可能なはずだ。

東京五輪グループリーグ突破のかかった28日の第3戦・U-24フランス代表戦。U-24日本代表の森保一監督はU-24南アフリカ代表、U-24メキシコ代表との2戦で奮闘した林大地をベンチ外にし、足の付け根付近の肉離れから復活した上田綺世を1トップに抜擢した。【今シーズンのJリーグはDAZNで!
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「(6月23日の)大分トリニータ戦を前にケガをして、リハビリして本大会に合わせようという話をもらった時からそこに向かってきた。焦りはなかった」と言う彼だが、ケガが完全に癒える保証はなかった。

こうした陣容の中、やはり注目されるのはFW争い。2019年コパアメリカ(ブラジル)とEAFF E-1選手権(釜山)にA代表として参戦し、今季J1でも2ケタゴールを達成した上田を筆頭に、1年間のポルトガル挑戦を経て今夏に横浜F・マリノスへ赴いた快足FW前田大然、ジャガー・浅野拓磨(パルチザン)の実弟・雄也(広島)、そして追加招集ながらJ1で31試合出場4ゴールというまずまずの結果を残した一美和成(横浜FC)の4人がしのぎを削っている。

前半20分には中山雄太の浮き球のクロスを胸トラップし、左足を一閃。これは相手に当たって外に出たものの、スピーディーなアクションでフィニッシュまでスムーズに持ち込めた。「FWはチームを勝たせるのが仕事」と口癖のように言う点取り屋の本領発揮が発揮されつつあったのだ。

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