2021最新 松山英樹アイアンスイング

2021最新 松山英樹アイアンスイング

松山は、ちょっとスイングを変えていると言っていたので、まだしっくりきそうできていない感じはあるのかなと思います。ただ、本人はどのメジャーの中でもマスターズは特別な存在。勝ちたいという気持ちがすごく強いので、やってくれると思います。ここ数試合は良かったり、悪かったりという状態ですが、初日にアンダーパーで回って、いい滑り出しができれば、波に乗っていい形で進んでいけると思います。

松山はもともとパッティングに難があった。アイアンショットの近年の安定感は世界一と言っても過言ではない。それにもかかわらず、スコアを伸ばせるはずなのに伸びないラウンドがいくつもあったのは、パッティングに足を引っ張られていたためだ。
それは数字にも表れている。米ツアーのSGP(ストローク・ゲインド・パッティング)は毎年下位。今年もマスターズ前の時点で166位だった。

スイングの改造で、前よりもフラットになっている感じです。私は前の方が好きだけど、今のフラットだと前よりはボールのばらつきが多くなりそう。でも、松山の場合、ショットよりもパッティングがリズムのバロメーター。パッティングでフラストレーションをためやすいタイプなので、今週のマスターズの高速グリーンをいかにフラストレーションなくストロークしてホールアウトを1つずつ重ねていくかがポイントだと思います。

松山英樹は「完璧主義者」に近いものがある。ピンに絡むようなショットを打っても、納得のいくスイングでないと首を傾げたりする。少し、自分で自分を追い込みすぎていたのかもしれない。
それがコーチのサポートもあり、やわらいだ。技術的な面だけでなく、ショットやパットの後の表情を見ると、精神的な面でも、これまでよりも自然体でいるように見える。
完璧を求めていることに変わりはないだろうが、そこに対するアプローチが、より良いものになったのではないだろうか。メジャー2勝目、3勝目、グランドスラム(4大メジャー全制覇)。松山にはさらなる期待をして良さそうだ。

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松山とはオフに一緒にラウンドしたりする中で、たまにLINEでアドバイスを求められた時は、イメージや私ならこう思うなどアドバイスをさせてもらったりしています。今年からコーチをつけたのは、自分の中で管理してきたスイングのデータだったりがメモリーオーバーになって、コーチにそこの管理もお願いできるようになったのだと思います。松山はいろんなものを自分の中にため込むタイプ。あんまり気負わずにやって欲しい。もし日本人がマスターズを勝つとしたら、一番最初は松山だと私は思っています。

青木 まさにこの写真の練習こそが、腹筋を中心とした体幹でクラブを振るためのドリルですね。松山選手は、基本的にヘッドをやや上から入れてフェードを打つのが得意。もちろんドローも打ちますが、ドローを打つ時はやや手元でクラブを操作して打っていた印象があります。でも、この練習をすることで、手先が余計な動きをせず、体のターンで振るスウィングが身につきます。結果として、ヘッドの入射角が緩やかになり、体の回転で自然と球がつかまるスウィングになります。最終的に、ドローもフェードも手先ではなく、体の回転を主としたスウィングによって実現できるようになったことで、ショットの安定感がさらに増してきたのだと思います。

次に、松山選手のアプローチも含めたアイアンの精度について説明しようと思います。アイアンショットがピンを刺すように放たれるなんて、皆さんにとっても憧れるプレーだと思いますが、その理由をひもといてみましょう。道具の構造、具体的にいえばライ角と深く関わる部分です。ゴルフクラブという道具は、先端のヘッドが、シャフトに対して折れ曲がった状態で装着されています。簡単に言うと、この折れ曲がった角度がライ角です。この角度に合わせて構えることで、クラブヘッドの底面が地面でスムーズに滑ってくれて、うまく打つことができるわけです。が、それだけではなく、この角度を合わせることで、フェース面が目標をちゃんと向くという点もよく考慮すべきなのです。ツマ先上がりのライで、クラブのソールが地面に沿うように構えると、真っすぐに向けているつもりでも、フェース面自体の向きは左になるため、打球は左に飛ぶということは、多くの方が経験されていることでしょう。この状態は手の高さが低くなったのと同じなのです。逆に、手の高さが高くなればフェース面を真っすぐ向けているつもりでも実際には開いてしまっており、ボールは右に飛んでいきます。これは多くの一般ゴルファーにありがちな傾向です。アドレスではライ角を合わせて構えるため、フェースは目標を向いています。インパクトでも当然、フェースが目標を向いた状態にしたいわけですから、必要なことはインパクトで構えたときのライ角に戻ることになります。つまりは、手の高さが同じになること、です。短いクラブ、つまりロフトの角度が大きいクラブほど、インパクトでのライ角が、構えたときとずれることによる影響が如実に出てしまいます。ショートゲームがうまくて狙いどおりに打てる選手は、ライ角を狂わせずに、インパクトをつくれているのです。狙いどおりの方向性を出すためには、インパクトでの手の高さを一定にすることが必要なのです。手の高さが一定ということは、胸の高さ、ヒザや腰の曲げ具合などもそろうということになります。それらが狂ってはいけません。松山選手の場合は、それらがまったく変わっていないのです。この部分の再現性が高い点が、本当にすごいと思います。計算してみると、手の高さが1インチ(2.54センチ、指2本分くらい)変わってしまった場合、全長39インチの4番アイアンで計算すると、シャフトの角度が3度前後変わってしまうことになります。それを正確に揃えて打っていけるというのは、ものすごい技術です。技術だけではないですね、体力、下半身の強さなどがあって実現するすごい部分。ここが松山選手のすごさだと思います。松山選手のようなショットの高い精度を目指すならば、彼のようにインパクトでの手の高さにおける再現性の高さを追求していく、そのためにはどうすればいいかを考えていくといいと思います。ヒントを挙げておきますと、手の動きだけに着目して、手を体の近くへ下ろす、低く下ろす、と考えてもうまくいきません。手の動きの土台となっている、胸の高さ、腰やヒザの高さなどがどうなるのかという部分を考えていくことが大切になってきます。

バックスイングではフラットなスイング軌道を描くようになり、トップオブスイングがコンパクトになった。
松山は今年から目澤秀憲コーチと契約した。スイング軌道やトップオブスイングの位置の変化は目澤コーチの指導あってのものだと思われるが、最初からこの形を目指して作りこまれたわけではないようだ。
元々、松山はクラブの動きを自分で支配するようにコントロールして、ドローやフェードを打ち分けていた。それが一因となり、トップの位置で止まっているように見えることがあった。ゴルフ専門誌ALBA793号掲載のインタビューでは「左肩の残し具合でドローとフェードを打ち分けていたら、トップで止まるようになった」と述べていた。
理想を追及することがスイングのかたさにつながっていた松山。クラブの動きを自分で支配しようとせず、より「クラブの重みや慣性を生かす」ように目澤コーチが導いた結果、強いプレッシャーがかかっても崩れにくいシンプルなクラブの動きを生んだのだろう。

2017年には賞金女王を獲得。2018年も最速で賞金総額1億円を突破、ケガで欠場したトーナメントもありながら、賞金ランキングでは3位に食い込みました。

男子ゴルフのメジャー、マスターズが開幕。10度目の挑戦でメジャー初制覇に挑む松山英樹(29=LEXUS)を中心に、東北福祉大の先輩でもあるツアー7勝の佐伯三貴氏(36)が大会を展望した。

2018年にアメリカPGAツアーで初勝利を挙げ、日本を代表するトップゴルファーとなった小平智。妻の古閑美保プロも言わずと知れたゴルフ界の顔です。

彼のスイングは飛距離が出て、しかも曲がらないのが強みです。2017年にはドライビングディスタンス292ヤード、フェアウェイキープ率は65%で1位の結果を挙げています。

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