2021最新 柳楽優弥 20歳

2021最新 柳楽優弥 20歳

本当は、素の部分も出していけるのが理想なんです。僕の場合、デビュー作『誰も知らない』のときはまだ演技についてよくわからない状態だったので、役づくり以前の自分自身の持っているものがキャスティングされた理由だったと思っていたんです。でも、そのことが自分でもまだよくわかっていなかった20代前半は、いろいろな作品やキャラクターの役づくりに挑戦してみたりもしたのですが、そういうことではなく、もっと自分らしさを追求していこうと思ったんです。

映画『HOKUSAI』が、2021年5月28日(金)に全国公開される。

やっぱり、蜷川幸雄さんですね。特に『海辺のカフカ』(14)は初舞台だったので、焚きつけられたというか、かなり手厳しくご指導いただきました(笑)。今となっては笑えるエピソードでもありますが、当時はそんな余裕も無かったので、楽屋で心を落ち着かせるために瞑想音楽をかけてリラックスするようにしていたほどでした。20代前後は特に、自身にとって刺激的な作品やそういう人たちとの出会いがいくつもありました。

ファッションプレスでは、『HOKUSAI』でW主演を務めた柳楽優弥と田中泯にインタビューを実施。異なる年代の北斎を演じた2人が考える、本作における北斎像や、現代に通ずるその魅力について話を伺った。

──柳楽さんは、これからどんなふうに年を重ねていきたいと考えていますか?

──2020年は、30歳を記念したパーソナルブック『やぎら本』(発行:SDP)も出版、今まで以上にプライベートな素顔を出されていたのも印象的でした。

北斎に挑むのは、海外からも高い評価を受ける2人の日本人俳優。映画『誰も知らない』で、第57回カンヌ国際映画祭において最優秀主演男優賞を日本人初、史上最年少で受賞した柳楽優弥が、才能は認められながらも売れない絵師として葛藤の中で筆をとり続けた青年期を演じる。

柳楽優弥 アニバーサリーブック 「やぎら本」

尊敬する大先輩ばかりの現場で、演じさせていただけるということが楽しかったですし、現場での様子や振る舞い方なども学ばせていただくことが多かったです。泯さんはパワフルでかっこいい方でしたし、阿部さんの作品は好きでたくさん観ていたこともあり、憧れの方たちとご一緒することのできたありがたい現場でした。また、2020年は、俳優という仕事をするうえで私生活の充実は大事だなと強く感じた年でした。コロナの影響によって、計画されていた仕事が強制的に中止になったため、普段のインプット、アウトプットも大切にしたいという思いや、自身の価値観の変化がありました。

1990年生まれ、東京都出身。2004年、初主演映画『誰も知らない』で、第57回カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を日本人初、かつ史上最年少で受賞。近年の出演作に映画『ディストラクション・ベイビーズ』『銀魂』シリーズ、『散り椿』『夜明け』『泣くな赤鬼』『ザ・ファブル』など。待機作に映画『太陽の子』(8月6日公開)、ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」がある。2021年冬、W主演作「浅草キッド」がNetflixで全世界同時配信予定。

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