2021最新 なでしこジャパン ウクライナ

日本は立ち上がりにポジショニングミスからピンチを招きますが、熊谷紗希選手のカバーでこれを切り抜けると、5分に先制点を決めます。岩渕真奈選手が相手陣内深いところで奪ったボールをゴール前に送ると、菅澤優衣香選手がスルー。逆サイドから詰めた塩越選手が鮮やかにゴールネットを揺らし、3人の息の合ったプレーから塩越選手の代表初ゴールが生まれました。11分には、ウクライナのコーナーキックをキャッチしたGK山下杏也加選手が、即座に正確なキックで長谷川唯選手につなぎ、素早い攻守の切り替えでペースを作っていきます。すると30分には、右サイドから上げた中島依美選手のクロスボールに岩渕選手がダイレクトボレーで追加点。38分には右コーナーキックに宝田選手がピンポイントで合わせ、宝田選手も代表初得点をマークしました。前半終了前にも塩越選手がこの日2点目となるゴールを決め、4-0で前半を終えました。

サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は6月10日、国際親善試合のウクライナ戦(広島・Eスタ)を戦い8対0で勝利しました。
2020年3月の米国戦以来の代表戦となった北海道札幌出身の熊谷紗希選手(30 バイエルン・ミュンヘン)はセンターバックで先発出場しました。
主将として「次に繋がるチャレンジをしよう」と試合前メンバーに伝えたという熊谷選手。時折、訪れるピンチでは体を入れボールを奪うなど、欧州で磨いた体幹の強さを発揮し安定感あるディフェンスを見せます。
前半35分には自らボールを受けビルドアップ。FW岩渕真奈選手(28)にパスを供給しチャンスを演出するなど攻撃でも輝きを放ちます。
さらに後半25分、コーナーキックからヘディングシュート。これは惜しくもネットを揺らすことはできませんでしたが、身長171cmの高さを生かしたプレーで存在感を示しました。
熊谷選手は試合後のインタビューで「たくさん点を取れたことは良かったが、立ち上がりの入り方や球際の戦いはもっともっと良くしていかないと本大会は勝てない。連携は詰めていきたい」と本大会=東京五輪を見据えました。
また五輪本番同様、中2日の日程で待つ13日のメキシコ戦(栃木)については「できなかったことをしっかり修正したい。中2日で移動もあるが本戦を意識し自分たちで(試合を)コントロールしてやっていきたい」とコメントしました。

試合のメンバーが発表され、主将のDF熊谷紗希(バイエルン)は先発に名を連ねた。なでしこジャパンでは1年3カ月ぶりの実戦となる。

高倉麻子監督コロナ禍の状況の中、試合に関わってくださった皆さまに感謝したいです。ウクライナ代表は遠くから来てくださり、しっかりファイトしてくれたのでいいゲームができました。序盤は欧州選手との間合いの違いがあって、自分たちのエンジンのかかり具合が遅く、何回かピンチを招いてしまいましたが、選手が修正して徐々に自分たちのペースになる中で点を決めてくれました。いろんな選手が点に絡み、攻守にわたってゲームコントロールできたことは収穫だったかなと思います。

高倉麻子監督は合宿メンバー発表の際に、「なでしこを背負って戦う強い思いを持ち、それをグラウンドやピッチ外で表現できる選手がすごく少ない。チームに火をつけてくれる選手を待ち望んでいる」と選手らにハッパ。チームとしての完成度を上げることはもちろんだが、ラストサバイバルで選手個々の猛アピールが求められる。

なでしこジャパンは6月10日(木)、エディオンスタジアム広島で国際親善試合・ウクライナ女子代表戦に臨み、8-0の快勝を収めました。

なでしこジャパンはオリンピックメンバー発表前のラストマッチとなる、13日(日)14:00にキックオフ予定のMS&ADカップ2021・メキシコ女子代表戦(栃木/カンセキスタジアムとちぎ)に向け、調整を続けます。

ウクライナ戦先発メンバーは以下の通り。

東京五輪メンバー発表前最後の合宿を行うサッカー女子日本代表は10日、国際親善試合のウクライナ戦に臨む。先発メンバー11人が発表された。試合は15時15分キックオフ。