2021最新 上田綺世 チャント

7月31日、第16節延期分の浦和レッズ戦で途中出場し、プロデビューを果たした。8月10日の第22節の横浜F・マリノス戦では、決勝点となるプロ入り初ゴールをマークした。2019年はJ1リーグ13試合出場で4ゴールを記録している。

上田 はい。試合の中で、意識的にプレーできる時間に相手について情報収集をしています。それが無意識のタイミングでそれが生きている、という感覚ですね。

中澤さんいわく上田選手は、柳沢敦さん、鈴木隆行さん、興梠慎三選手、大迫勇也選手など、多くの優れたフォワードを輩出してきた鹿島の系譜を継ぐ選手。優れた“観察眼”と動き出しを武器にする22歳の、さらなる飛躍に期待がかかります。

今後、6月下旬には東京五輪の登録メンバーが確定。OAの選手を除けばわずか15枠という狭き門だが、この世代の選手として常に結果を残し、選考前最終戦のジャマイカでも印象的な得点を決めた上田は、本大会でも期待できる存在になりそうだ。

「ドルトムントの全てのファン、そして、コーチや選手たちに謝罪したい。これは不適切な言葉を含んでいるけど、バイエルンサポーターの間で有名なチャントなんだ。ただ、僕は誰のことも傷つける意図はなかったんだ。ケヴィン・グロスクロイツなど、ドルトムントの選手とも良い付き合いをしているんだ」

なお、長谷川は現役引退後に指導者の道へ進み、鹿島の下部組織のコーチに就任した。その時に、鹿島の下部組織に所属していた上田と関わりがある。上田は長谷川のチャントを受け継いだことについて、「指導者としてお世話になった長谷川さんのチャントを重ねてもらえてうれしい」と話している。

2019年7月23日に、上田の法政大学サッカー部退部と、鹿島アントラーズ加入が発表された。背番号は36。当初の発表では大学卒業後の2021年シーズンからの入団だったが、チーム事情(2019年夏にFW鈴木優磨がシント・トロイデン移籍)と、本人のステップアップへの強い気持ちもあり、予定を前倒しての加入となった。

得点に対する強い気持ちも持っており、「チームが勝つことが軸にあるが、自分のポジションや特徴では、得点を奪うことが最も必要とされており、それを全うするのが義務」だと上田は語っている。

上田の個人チャント(応援歌)は、かつて鹿島アントラーズでストライカーとして活躍した長谷川祥之のものが受け継がれている。長谷川はクラブの歴代最多得点記録(通算89得点)を持っているレジェンド。上田がサポーターから次代のエースとして期待されていることがうかがえる。

また、身長182センチの高さを活かしたプレーも得意だ。前線のターゲットマンとしての役割や、ポストプレーからのチャンスメイクもこなす。

2019年には、コパ・アメリカに臨む日本代表に初選出された。大学生がA代表選手に選ばれるのは、2010年に永井謙佑と山村和也が選出されて以来9年半ぶりだった。6月18日、コパ・アメリカ初戦のチリ戦でスタメン出場し代表デビューを果たすと、大会では3試合に出場。多くのチャンスシーンに絡んだものの、シュート精度を欠き無得点に終わった。

法政大学在籍時から上田は東京オリンピック世代のエースとして期待され、世代別代表に選出され続けてきた。2017年12月に行われた「M-150杯」で、初めてU-20日本代表に選出されると、トゥーロン国際大会(2018年)、アジア競技大会(2018年)U-23アジア選手権(2020年)などに出場している。

上田の持ち味はゴール前で特に発揮される。得点感覚に優れ、細かなポジション取りから相手DFの死角に入り込み、プルアウェイの動きからパスを引き出すプレーが武器だ。上田はシュートの技術も高いが、そこに至るまでのプレーが優れているといえるだろう。DFの背後に抜け出してのシュートやヘディング、味方からのパスをワンタッチで合わせるなど、さまざまなパターンでゴールを決める。

鹿島アントラーズに所属するU-24日本代表FW上田綺世が、ジャマイカ代表戦後に得点シーンを振り返った。試合後のオンライン取材に応じている。

日本は12日、国際親善試合でジャマイカ代表と対戦して4-0で勝利した。東京五輪の登録メンバー決定前最後の一戦では、前半に久保建英が先制点を記録した後、オーバーエイジ(OA)が圧巻のミドルシュートを沈め、後半からは途中出場の上田が三笘薫のスルーパスに抜け出して鮮やかなループシュートで加点。さらに、同じく途中出場の相馬勇紀が堂安律の得点をアシストした。