山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを中心に観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、アニメならラブコメ・青春・SFが好みだが、総じて“泣ける系”のジャンルにも弱い。漫画は専ら少女漫画ばかりで、矢沢あいの『天使なんかじゃない』は自分史上最高の作品である。最近では咲坂伊緒の漫画が大好き。気になる映像化作品をチェックする時は、映画を観てから小説(漫画)を読む派。
道明寺(松本潤)は、漁村で暮らすつくし(井上真央)を連れ戻しに向かう。漁村に着いた道明寺は、つくしの家族が滞納している家賃を支払うよう村民たちに詰め寄られる。その弾みで木材が倒れ、道明寺は下敷きに。一命は取り留めたが、記憶障害になった道明寺は、つくしのことだけを忘れてしまっていた。
人気アイドルグループ「嵐」の活動休止まであと2カ月。11月3日に配信される無観客ライブ『嵐フェス』の事前収録で、プロ野球中断騒動を起こすなどしてしまった嵐だが、ここへ来て活動休止後のメンバーの個々の動きが明らかになってきた。しかし、その中で一人だけ、活動が見えてこないメンバーがいる。松本潤だ。
吉高由里子さんの『正義のセ』や松本潤さんの『99.9% -刑事専門弁護士-』など、事件の真実に迫る小気味良いストーリーも王道で、どれも初回からずっと楽しく観ることができます。『離婚弁護士』はどちらかというと人間ドラマの毛色が強いですが、さすが天海祐希さん。凛とした強い女性が活躍する姿は観ていて爽快でした。
原作漫画が好きすぎて最初はドラマを観る気が起きなかったんですが、ドラマが放送されるやいなや日本中に"花男"旋風が巻き起こるほど大ヒット。周囲の人たちに全力で薦められてドラマを観ましたが…。お、面白すぎる!これぞ、漫画原作の実写化史上NO.1コンテンツではないでしょうか。漫画にはない魅力がドラマ全体を包み込み、映像作品としてのエンターテインメント性も抜群。さらにすごいのが、キャスト全員が漫画のキャラクターと比べても一切の違和感がないこと。漫画原作だと、どうしてもキャラの再現度を求めてしまうのですが、このドラマでは完全に漫画のキャラとは別の良さが光っていました。井上真央さんの牧野つくし、松本潤さんの道明寺司、小栗旬さんの花沢類は、もうこの3人以外には考えられません!
なによりも、このドラマは脚本の笑い・音楽・恋愛・友情・青春の5つのバランスも絶妙でした。前半の"Sオケ"メンバーでわちゃわちゃと音楽を楽しむシーンを観てそれぞれの個性的なキャラクターに親近感が湧いたと思ったら、後半ではちょっとシリアスで感動的な内容に涙…。音楽の楽しさ&素晴らしさに酔いしれたあとに、のだめ(上野樹里さん)と千秋先輩(玉木宏さん)の胸キュンシーンがあったかと思えば、漫画らしい「ぎゃぼー!」という奇声を発したり…。観ているこちら側も感情の処理が追いつきません(笑)劇場版も前後編2部作で公開されましたが、ドラマの伏線をきっちり映画で回収しているので、ドラマを観た人はこちらもお忘れなく。
記憶が戻らないまま、楓(加賀まりこ)に呼び出された道明寺(松本潤)は退院することに。そんな折、美作(阿部力)が道明寺の快気祝いを計画する。あきらめないと決めたつくし(井上真央)は優紀(西原亜希)を誘い、美作家の別荘がある冬のリゾートへ。気丈に振る舞うつくしだったが、そばに寄り添い親しげな道明寺と海の姿を見て憤慨する。
湊かなえさんの小説を原作にした映像化作品の中でも個人的には『Nのために』がNO.1。主人公の不遇さが相まって、中盤の野バラ荘のエピソードが一服の清涼剤になり、最後までドラマの世界観に浸ることができました。『あなたの番です。』は、世間での考察合戦が繰り広げられ、最終回前には異例のヒント動画まで公式で配信されるほど大盛り上がり。その犯人探しに、私も躍起になっていたのを覚えています。意外と知られざる名作なのが『dele』!山田孝之さん&菅田将暉さんを迎え、深夜ドラマなのにも関わらずクオリティとストーリーの質の高さに驚きました。『LIAR GAME』はぜひ原作漫画と併せてお楽しみください。