2021最新 五十嵐カノア パイプマスターズ

このトライアルは、2020 Volcomパイププロ及びインターナショナル&リージョナルQSのハワイのトップ選手、イベントスポンサーのワイルドカード、パイプのスペシャリスト、そして前年のパイプ・インビテーショナル優勝者で構成される。

2017年には3位、2018年以降は目立った結果を残していなかったが、コロナ禍を別荘があるポルトガルで過ごし、波がある環境で集中してトレーニングを積み重ねた成果が現れ、R1から順調に勝ち進み、QFでは2018年のパイプマスター、ガブリエル・メディナと接戦の末に5位でフィニッシュ。まずまずのシーズンスタートを切った。

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更なる予報では、来週の前半に別の強いストームによる北西のうねりが発生することを示しており、12月19日から20日頃のイベント期間の終わりに向かってサイズアップの可能性を示唆している。

2016年のルーキーイヤーにファイナルに残った五十嵐カノアにとって、パイプマスターズは相性の良いイベントである。

ホノルアベイでのシャークアタックにより、会場の移動を余儀なくされた『マウイプロ』パイプラインでの開催はウィメンズ初となり、近年ウィメンズのレベルが飛躍的に上がったとはいえ、参加した選手にはいつもと違う緊張感があった。

パイプマスターズのサーフライン予報では、開催期間の初日は、弱まるNWのうねりのと強まるNW-NNWのうねりが混在。波は1日を通して、かなり安定しており、8-10フィート時折12フィートのセットが入るコンディションが予想されている。午前中はパイプとバックドアが共に良く、午後はバックドアのコンディションとなりそう。

パイプラインを舞台としたメンズの『ビラボン パイプ マスターズ』はWSLのCEO等が新型コロナウイルス検査で陽性反応、ホノルアベイを舞台としたウィメンズの『マウイプロ』はシャークアタックで共に中断と水を差されたものの、両イベント共に再開して現地時間12月20日のウェイティングピリオド最終日にクライマックスを迎えた。

ビラボン・パイプマスターズの競技初日は、上位2名にメインイベントへのワイルドカードを決定する32名によるトライアルイベントであるパイプ・インビテーショナルが行われる。

準々決勝ヒート4で五十嵐を下したメディーナは、同郷対決について「準決勝でイタロと対戦するのを楽しみにしている。これは良いヒートになるだろう」と語っていた。 そして、準決勝では、フローレンスとメディーナが勝利してファイナルへ進出。決勝では、7本の波に乗り計11.77を叩き出したフローレンスが、0.67ポイント差でメディーナを下して悲願のパイプマスターの称号を手にした。

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記念すべき50周年に初のマスターズの栄冠を手に入れたジョン・ジョン・フローレンス、パイプラインで初開催となったウィメンズCT。興奮のニューシーズンを5人の選手に注目しながら振り返る。

そんな中、過去にマスターズのスペシャルヒートとして参加して優勝経験もあるカリッサ・ムーアは、2015年にエイドリアーノ・デ・ソウザ、2019年にイタロ・フェレイラをワールドチャンピオンに導いたJOBことジェイミー・オブライエンにコーチを依頼してこの手強いブレイクを攻略。

▲カノアの表彰式
歴史あるパイプマスターズで準優勝という成績もさることながら、ケリーやジョディというトッププロに勝ったことが、カノアにとって大きな自信となった。

「自分の場合、エンジョイしようって思って臨んだのがいい結果に繋がったんだと思う。実際に、パイプラインっていう世界有数のサーフポイントなのに、海の中に2人しかサーファーがいないって、すごいことだからね。フリーサーフィンだったら、海の中に50人とか60人とかいることなんか当たり前の場所。自分の場合はそうした自分なりの戦い方を最終戦で見つけられたけど、CTで戦う上ではそうしたメンタル的なことがすごく重要だって気づいた1年だった。」