2021年令和3年 井岡一翔入れ墨

JBCの倫理委員会はこの日、「令和2年12月31日、世界タイトルマッチ出場の際、入れ墨を隠す塗布物が剥がれ落ち、左腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した。このことはJBCルール第95条2号に抵触するものであり、当財団(JBC)は井岡一翔を厳重注意処分とする」と発表した。

日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井岡一翔(Ambition)を21日付で厳重注意処分にしたと発表した。

プロボクシングの世界チャンピオン、井岡一翔を巡る騒動が続いている。ことの発端は昨年の大みそかに開催されたWBO(世界ボクシング機構)世界スーパー・フライ級タイトルマッチ、チャンピオンの井岡が挑戦者の田中恒成に8回TKO勝ちした試合である。

昨年大みそかのタイトル戦は世間の注目度が高く、井岡の「タトゥー問題」はSNS上で物議をかもした。今回のJBCの処分は軽度の厳重注意にとどまったが専門家はどうみたのだろうか。J-CASTニュース編集部は、協栄ジムの金平桂一郎会長(55)を取材し見解を聞いた。

試合は蓋を開けてみれば井岡が貫禄を見せつけて田中を寄せ付けなかった。予想以上の大差をつけた井岡の株はますます上がった。そのパフォーマンスは日本のファンをうならせただけでなく、海外のメディアでも評判になった。アメリカの老舗ボクシング誌「ザ・リング」が全階級を通じて順位付けするパウンド・フォー・パウンド・ランキングで井岡を10位にランクしたのはその象徴であろう。

しかし、終わってみれば待っていたのはタトゥーを巡る騒動である。井岡が二の腕から肩にかけて彫ったタトゥーがテレビを通じて全国に発信され、「けしからん」という抗議の声が国内ボクシングを統括する日本ボクシングコミッション(JBC)に数多く届いたのだ。

これに反発するかのようにSNS上では「タトゥーを禁止するのは馬鹿げている。時代遅れだ」という声が沸き起こる。ネット上でも井岡のタトゥーに関する賛否両論の記事があふれ、ある種の混乱状態に陥った。

昨年大みそかに行われたタイトル戦は世界的に高く評価され、井岡は米国の権威ある専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングで10位にランクされた。また、国内では2020年度の最優秀選手賞と年間最高試合の候補に挙がっており、注目を集めていた。

日本ボクシングコミッション(JBC)は2021年1月22日、WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(Ambition)に対して厳重注意処分を下したことを発表した。井岡は昨年大みそかにタイトル戦を行い、試合中にタトゥーが露出したことが問題視されていた。JBCルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められている。

日本ボクシングコミッション(JBC)は22日、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31=Ambition)を厳重注意処分にしたと発表した。大みそかに行われた同級タイトルV2戦で、試合中にタトゥーが露出したことに対するもの。

井岡は昨年大みそかに自身が保持するWBO王座の防衛戦を行い、世界3階級制覇の田中恒成(畑中)を下して王座の防衛に成功。問題となったのは、この試合中に井岡の左腕と脇腹に入っているタトゥーが露出してしまったこと。井岡はタトゥー部分に専用のファンデーションを塗ってリングに上がったが、試合が進むにつれてタトゥーが露出していった。これがルールに抵触したとして今回の処分につながった。

この試合は日本人初の世界4階級制覇王者である31歳の井岡に、若くして3階級制覇を達成した25歳の田中が世界最速の4階級制覇をかけて挑戦するというもの。戦前の予想が真っ二つに分かれるボクシングファン垂涎の好カードだった。

JBCは公式サイトで井岡とAmbitionジムの木谷卓也会長に対して厳重注意処分を下したことを発表。井岡に対する処分理由については「同選手は、令和2年12月31日、世界タイトルマッチ出場の際、入れ墨を隠す塗布物が剥がれ落ち、左腕の入れ墨が露出したまま試合を続行した。このことはJBCルール第95条2号に抵触するものであり、当財団は井岡一翔選手を厳重注意処分とする」としている。