2021最新 内村航平 伝説

体操男子日本代表は、「(金5、銀4を獲得した)1964年の東京を超えるような大会にしよう」という意味を込めて「Beyond 1964」というスローガンを立てた。内村自身も団体優勝を目指していたリオでは「(団体で金メダルを獲得した)アテネの冨田洋之さんの着地を超えたい」とずっと言っていたが、それが無理であることを実感した。

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5人の力を結集した団体、最後の鉄棒で着地をぴたりと止め、ベルニャエフを逆転した個人総合は、それぞれリオの名場面だ。内村は東京で新たな歴史を刻むべく、静かに燃えている。

オレグ選手はまだ22歳。2020年の東京オリンピックでは注目せずにはいられない選手ですね!

共に死闘を繰り広げたライバルだからこその言葉。嬉しそうな内村選手の表情も印象的でした。

ネットの世界と現実の生活を行き来しながら、高校生の成長を描いたアニメ映画。これまで「サマーウォーズ」(2009年)でも同じテーマの作品を手掛けてきた細田守監督の最新作。

まるで内村選手が実力ではなく、審査員に気に入られていたから金メダルが取れたというニュアンスの質問。

ベルニャエフ選手「航平さんを一生懸命追っているが簡単じゃない。この伝説の人間と一緒に競い合えていることが嬉しい。世界一クールな人間だ。」

体操男子個人総合のメダリストたち3人の記者会見で、金メダルの内村航平選手にいじわるな質問が投げかけられました。

「歴史に名を刻めるような演技、名場面を残せればいい」。過去3大会で金3個を含む7個のメダルを獲得し、「キング」と呼ばれる体操男子の内村航平(32)(ジョイカル)が24日、自身最後と決めている東京五輪への思いをオンライン記者会見で語った。

自他共に認めるオールラウンダー・内村が、4~6月の代表選考会は種目別の代表権を得るために鉄棒一本で挑んだ。酷使してきた体が、全種目を戦うには限界を超えていたからだ。

「何かを超えるってやはり難しいんです。1964年の東京はそのときの東京ですし、2021年の東京は今回にしか出せないものがある。だから僕は今のこのチームで新しい歴史を築くような演技や、名場面を自分たちで作っていければいいんじゃないかと思います」

最重要視してきた団体での出場を諦めるのは「すごく勇気が要った」が、試しに鉄棒の練習に専念してみると、肩の痛みがうそのように治まった。約2か月後、決意を固め、鉄棒のスペシャリスト・内村が誕生。代表選考会で五輪金メダル級の演技を繰り返し、たった一つの個人枠をつかみ取った。

いま求めるのは「自分の満足する演技」。6種目を演技してた時代に比べ、1種目にしぼったからこそ、理想を体現できるチャンスは多くなったと考えている。「思い返すと、自分の満足した演技は少ないと思っている。そこを追求してやるし、やってこれているので、そこにすべてをかけてやりたい」と内村ならではの境地へと向かう。

内村にとって、この5年間は「初めての挫折だった」。リオまでは自分の思い描く通りに全てが順調に進んでいた。ただ、うまくいかなくなったときこそ、人間としての強さも問われる。内村は栄光を極めた過去の自分と決別し、新しい自分と向き合うことで、その挫折を乗り越えた。4大会出場することは「諦めが悪く、心の底から体操が好きな人しか到達できない領域」と語っていたが、内村というアスリートの本質も「諦めない」「心の底から体操が好き」という言葉に集約されている。