2021年令和3年 テスラバルブ 使い方
今まで経験したことのない加速感だ。旅客機の加速力も強いが、エンジンの音が聞こえるから速さが聴覚によって裏付けられる。新幹線は音をあまり発生させずに加速するが、乗客が車内を歩いていることも考えられるから抑制を利かせている。テスラモデルSでは、『激しい加速と無音の組み合わせ』が凄いと感じさせる。
テスラはイノベーションを加速することを最優先していて、既存の車両を改造するラインを設けるのは進化の速度を妨げる。テスラユーザーはそのことを理解するべき、ということです。ソフトウェアやハードウェアの変更ばかりでなく、車両価格の値下げ、自動運転オプションの値上げなどの価格変更も、予告なく臨機応変に行われることがテスラの特徴になっています。
電気自動車だからシフトアップをせずに、激しい加速が継続するところも凄さの秘訣だ。シフトアップをすれば一瞬の息継ぎができて安心するが、テスラモデルSにはそれがなく、得体の知れないちょっとした恐怖も感じた。
トラックとしての実用性も目を見張るばかり。最大積載量は3500ポンド。1ポンドは約453.6gだから、1トンと5876㎏。そう、クルマ1台分の重量だ。まあ、実際にクルマを積むことは不可能でも、四輪バギー車などは楽々積めるのはいわずもがな。しかも4インチずつ車高の上げ下げができるセレフレベリング機能付き。だから、荷物の積載も従来のピックアップトラックよりは楽チンなはず。実用性はかなり高い。それに牽引力もトライモーター仕様で1万4000ポンド(!)以上。つまり、キャンピングカーをリヤに繋げてグイグイ引っ張れるってわけ。まさに近未来的なフォルムと性能が手に入る、夢のクルマがサイバートラック。こんなクルマがすでにLAの街を闊歩しているのだから、やっぱり西海岸のクルマカルチャーは面白い。そして、現在〈テスラ〉の公式オンラインサイトにて、さっそくサイバートラックの先行予約を受け付け中。予約金はたったの1万5000円。詳細は公式オンラインサイトをチェックしてみて!
2020年はコロナにもかかわらず新型車は豊作の1年だったと総括、2021年もビッグネームの登場が噂されているという。『カートップ』スクープ班が真相を暴く! と、威勢がいい。お年玉の使い道は決まった!!
後退は本来、後ろを見ながら行うものだから好ましくないが、今のLサイズカーはテスラモデルSに限らず、どれもこういう感じだ。
2017年のことになりますが、バージョンが古くなった自動運転ハードウェアを装着したユーザーから「改修用のライン(ハードウェアの改修には車両を解体して多くのパーツを入れ替える必要がある)を設置してくれないか」というTweetに対して、イーロン・マスク氏は「テスラは12〜18カ月ごとに進化する。改修ラインを求めるなら、買う車を間違えている」と明確なメッセージを送ったことがありました。
アメリカメディアの『TESMANIAN』が、テスラ『モデル3』の2021年モデルはバッテリーが82kWhに増量している可能性が高いと報じています。臨機応変で着実な進化は、テスラと既存メーカーとの大きな違いのひとつです。
電気自動車は高価な買い物。まるでスマートフォンのように1年で型落ちモデルとなってしまうのは辛いところではありますが、多くのユーザーが、ちょっと苦笑いしながらも(私がリアルにお会いした方々の場合、です)テスラのスタンスを理解しています。その苦笑いの表情は、イタリアの旧車好きな人が「またタイミングベルト切れちゃってさ」と愚痴をこぼしている様子にも似て、少し誇らしげだったりします。レストランで「口うるさいお客様」の要望に応えるよりも、より美味しい料理をより多くのお客様へ提供することに、テスラは全力で挑んでいるのです。
日本における日常的な使い勝手という点ではサイズを含めて不満もあり、モデルS・P100Dは100kWhのリチウムイオン電池を搭載するから価格は1704万1000円だ。
テスラ車のソフトウェアがオンラインでアップデートすることはよく知られていますが、ハードウェアの面でも臨機応変に最新のイノベーションを採用して進化を続けていくのが、既存メーカーと比べたテスラの「強み」となっています。
ドライバーはこの間に「さあ行くぞ!」と心の準備をするが、テスラモデルSはアクセルペダルを踏み込んだ直後に、いわばワープというか、前方へ瞬間移動する感覚だ。
またヘッドランプの点灯などはオート化され、昼間の点灯はパッシングになる(設定を変えるワザがあるかも知れない)。キーを携帯して降車するとロックされ、乗り込んでブレーキペダルを踏むと起動するが、オン/オフのスイッチは見当たらない。慣れないと使い方が分かりにくい面もある。
電力の消費量は2回に分けてメーターで計測すると、195wh/km、217wh/kmであった。エアコンを使いながらいろいろな走り方をして、起動状態で撮影なども行ったから、悪条件で計測したデータと考えていただきたい。
加速するテスラのイノベーションに既存自動車メーカーが追いつき追い越すことは、ますます困難な仕事になっているようです。