2020年令和2年 加藤茂明

2012年1月に『ピンクとグレー』(KADOKAWA)で、小説の世界に鮮烈なデビューを果たした加藤シゲアキ。以降、「NEWS」メンバーとしての芸能活動の傍ら、作家としても活動を続け、数々の話題作を世に送り出してきた。
そんな加藤が月刊誌「小説新潮」を舞台に、小説「オルタネート」の連載に挑む。高校生限定のSNS「オルタネート」が存在する世界で、インターネットと現実の二つの社会を通して成長していく少年少女を描いた青春群像物語。連載第1回は一挙27ページ、原稿用紙94枚という堂々の分量。加えて、十周年も見えてきた「作家生活」の現在を語りつくす、8ページにわたるロングインタビューも同時に掲載される。
加藤が月刊の文芸誌で長編小説を連載するのはこれが初めて。因みに、2020年で創刊73周年を迎える「小説新潮」でジャニーズのタレントが連載するのも初めてとなる。

加藤シゲアキのコメント
歴史ある小説新潮という文芸誌で連載を持てること、大変光栄に思っております。
新潮社様とのお仕事は初めてではありますが、原稿を通してやりとりするなかで、早くも信頼を積み重ね、よい作品になるだろうという確信を得ております。
こういった機会でありますので、自分としてもこれまで以上に覚悟を持って作品に臨ませていただきました。
 「オルタネート」という高校生限定のSNSを巡る、三人の主人公の物語です。
それぞれの希望と葛藤の行く末がどのように交錯するのか楽しんでいただけたら、幸いです。

メーンキャスターのアリタ哲平は、ベストセラー作家の池井戸を呼ぶ予定がスタッフのミスで、よく似た名前の井戸田を呼んでしまったと説明。加藤は、池井戸と会えるのを楽しみにしていたとガッカリする。アリタは井戸田に池井戸の代わりをしてもらおうと、とんでもないムチャぶりをする…。

アリタは、現場に残された証拠の数々から男性の死因を推理。アリタの推理に納得できない加藤は「殺人の可能性があります」と言い出す。一体、誰が新入社員を殺したのか。突然のミステリー展開で収録現場は混乱し…。

収録中に殺人事件が発生するという前代未聞の事態に、加藤が大活躍。一方、井戸田は、自分のペースがつかめないまま、思いがけない状況に巻き込まれていく。

ちなみに、骨の量は、10歳代に大きく増え、20歳代前半が最大で、それ以降は増えないので、10歳代にどれだけ増やせるか、20歳代以降はそれをいかに維持するかが勝負だそうです。生徒はもちろん、保護者や地域の皆さんにも考えていただきたいところです。

【加藤シゲアキ】(かとう しげあき)
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWSのメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.-バーン-』、『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。