2020年令和2年 リバプール 南野

また南野を取り巻く周囲の状況も刻一刻と変化している。

次はオーストリアから移籍した南野と同じく、リバプール加入が同時にプレミア初挑戦となった選手をみてみよう。

代表ウィーク前の大一番。リヴァプールの日本代表MF南野拓実はベンチ外に。一方でチャンピオンズリーグのアタランタ戦でハットトリックをマークしたディオゴ・ジョタが先発入りを果たしている。

リバプールの失点数はリーグ最少の「22」。前季の前半戦失点数よりも少ないのだ。GKアリソンの補強も加味するべきだが、加入2年目にしてリーグ戦全試合に出場し、レッズの最終ラインを統率したファンダイクがいなければ成し得なかっただろう。

南野の“先輩”たちはリバプールでそれぞれの壁にぶつかってきた。加入わずか2日後のチェルシー戦で、まるで何年も一緒にプレーしてきたかのようなパフォーマンスを見せたチアゴは例外だ。彼はすでに完成されたワールドクラスだ。

自身はクラブ公式のインタビューで加入1年目をこう振り返っている。チェルシー戦ではセンターバックを務めるなど、今や守備において替えのきかない選手ですら、すぐにリバプールのサッカーに馴染むことは難しいのだ。