2020年令和2年 山本泰寛守備

阪神が巨人との金銭トレードで山本泰寛内野手(27)を獲得することが29日、分かった。

山本は15年ドラフト5位で慶大から巨人に入団。4年目の昨季は自己最多92試合に出場し、打率2割3分2厘、2本塁打、10打点をマークした。今季は1軍出場はなかったが、2軍戦61試合に出場し、打率2割8分2厘、3本塁打、32打点、4盗塁を記録している。

関西に縁もある。山本は高校、大学ともに慶応という生粋の「慶応ボーイ」だが、今年、大阪に本社があるMBS(毎日放送)の辻沙穂里アナウンサーと結婚した。辻アナウンサーは妊娠中で、来春第1子が誕生する予定。課題克服へ、矢野阪神が渋くともキラリと光る補強を敢行した。近日中に発表される。

巨人は今季、20人を戦力外に。支配下登録された内野手のうち、今季一軍登録されなかったのは山本を除けば1、2年目の菊田拡和、増田陸、松井義弥だけだったが、松井らは東京ドームでの一軍練習には参加していた。

阪神は今季、両リーグワーストの85失策を記録。金本政権下から3年連続で失策数が“日本一”と課題を克服し切れていない。ユーティリティー選手である山本の加入で内野陣に競争意識を生む狙いもある。今季限りで34歳上本が退団し、二遊間を守る右打ちはドラフト選手を含めても北條、熊谷の2人だけ。その意味でも獲得の価値がある。

巨人・山本泰寛が阪神に金銭トレードで加入する。近日中に発表される。2年連続で12球団ワーストの失策数を記録した阪神が守備を強化する。

山本は19年日本シリーズで致命的な2失策を犯して4タテの一因となり今季は一軍出場なし。原監督の構想外だが、二軍では61試合で打率.282、3本塁打。宮崎のフェニックスリーグにも参戦中で、去就が注目されていた。

◆山本泰寛(やまもと・やすひろ)1993年10月10日、東京都生まれ。慶応高から慶大に進学し、15年ドラフト5位で巨人に入団。バッテリー以外の内野全ポジションをこなすユーティリティープレーヤー。プロ5年で通算186試合に出場し、打率2割3分4厘、3本塁打、22打点、5盗塁。今季推定年俸2600万円。176センチ、76キロ。右投げ右打ち。