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決勝には20人の予選を勝ち抜いた8人が進出。日本勢は出場3人全員が残った。

東京オリンピック(五輪)第6日の28日、競泳男子200メートル個人メドレー予選で瀬戸大也が1分58秒15の全体16位に入り、上位16人が進める29日の準決勝に進出した。
【写真】男子200メートル個人メドレー予選に臨む瀬戸大也を応援する大橋悠依(中央下)、本多灯(中央)ら日本の選手たち=2021年7月28日、東京アクアティクスセンター、杉本康弘撮影
瀬戸はレース後、開口一番、「落ちたと思いました、普通に」と苦笑い。「もう一回泳げるチャンスをもらえて、本当にありがたい」と笑顔で続けた。
瀬戸は金メダルが期待された400メートル個人メドレー、200メートルバタフライで決勝進出を逃していた。
この日のレースは最初から全力でいった。バタフライ、背泳ぎと続いた前半100メートルの通過タイムは54秒76で2位。ラストの自由形の50メートルで順位を落としたが、なんとか準決勝に滑り込んだ。瀬戸は「予選からしっかりいったのでけっこう疲れているが、とりあえずはよかったです」。
これまでの「悪夢」を振り払うように、「日常生活すべて違うことをしていました」と明かした瀬戸。音楽を聴かずに入場し、ゴーグルとキャップも全部新しいものに変えたという。
瀬戸は「今日はラインの1個上に行けた。ポジティブにとらえて最後まで全力で泳ぎたいなと思います」と次戦を見据えた。
また、同種目で萩野公介も1分57秒39の全体5位で準決勝に進んだ。

表彰台に上がった3人の平均年齢は14歳191日で、五輪史上最年少となった。最も若い金メダリストは、1936年ベルリン大会の飛板飛込のマージョリー・ゲストリング(13歳267日)で、西矢より63日先んじている。レアウが優勝していれば、13歳203日で最年少記録の更新だった。

東京五輪は2日、女子1500メートル予選で2019年の同種目世界選手権女王シフ…

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スケボー金・西矢の強心臓ぶり 競技中「ラスカルの話してました」にネット「かわいい」「あらいぐま?」スケートボード女子ストリートの西矢椛(13=ムラサキスポーツ)が金メダルを獲得した。
決勝では、各45秒間を2回滑る「ラン」では、3・02点、2・91点だったが、1カ所を選び大技を繰り出す「ベストトリック」で、3回目に4・15点、4回目に4・66点を出し逆転。5回目も3・43点を出し、合計15・26点だった。
目を赤くしてインタビューに応じた西矢は「うれしいです」とかわいらしい声で喜びをかみしめた。「途中までは勝てないと思ってたけど、周りの人が励ましていけるよって言ってくれて、乗れてうれしかったです」と話した。
銅メダルを獲得した中山楓奈とは競技中、会話を交わすシーンが見られたが「ラスカルの話をしてました。スケートボードとは)全然関係ないです」と照れ笑い。他の国際大会と五輪の緊張感は「そんなに変わらなかった。いつも通り?最初はそうでもなかったけど、後半はしっかりできたと思います」と強心臓ぶりものぞかせた。
後半持ちこたえられた理由として「他の人も応援してくれてるから最後まであきらめずにやろうと(気持ちが)変わってきた」と周囲にも感謝。終始、楽しそうに乗る姿を見せ「みんながおおーって言ってくれてそれが楽しいから、笑顔でやっていた」と振り返った。日本人史上最年少、13歳の金メダリストとなり「最新記録だと思うんですよ、金メダル。だからそれがうれしい」と喜んだ。
ネット上では「ラスカルの話してたの可愛い」「めちゃくちゃかっこいいし銅メダルの子とラスカルの話してたの世界で1番可愛い」といった声のほか、「アライグマのラスカルですか?大人は知らない別のラスカルが存在するのではと気になって仕方ない…」「あらいぐまラスカルではないよな、たぶん技の話やんな…」などと世代のギャップに戸惑う声も挙がり、「ラスカル」のキーワードがトレンド入りするほど話題になった。
◇西矢 椛(にしや・もみじ)2007年(平19)8月30日生まれ、大阪府松原市出身の13歳。松原西小―松原中在学中。父と兄の影響で7歳から本格的にスケートボードを始める。19年に世界トッププロが集まるXゲーム米国大会で銀メダル獲得。21年世界選手権は2位。ムラサキスポーツ所属。1メートル55、40キロ。
スケートボードの持ち時間は45秒。選手は1人ずつ滑って得点を競う。五輪で行われる種目は、街なかにある坂や手すりに似せた障害物を設置したコースで競う「ストリート」と、複雑な窪地状のコースで競う「パーク」の2つ。ジャンプや回転などの技(トリック)に挑み、トリックの難易度や成功率、スピードの他に、全体の流れやオリジナリティーなども考慮して審査員が得点を付ける採点競技。技の順番は自由で、途中で転倒しても時間内であればそのまま競技は続けられる。