キャンパスライフでの理想の恋と青春がすべてこのドラマに詰まっている…!ミスチルの主題歌「Sign」のイントロが流れるだけで、"オレンジの会"のメンバーの顔が思い浮かぶほど大好きなドラマです。リアルタイムに放送していたときに自分が大学生だったこともあり、周りの同級生も全員このドラマを夢中で観ていたような。当時は気がつかなかったけど、大学時代の思い出は人生でもかけがえのないものだったんだと、このドラマを観るたびに痛感します。作中ではいわゆる"リア充"な大学生たちの様子が楽し気に描かれていますが、そんな明るい学生生活とは裏腹にヒロインは聴覚障害のヴァイオリニスト。手話を使って主人公・櫂くんや仲間たちと交流していくのですが、ヒロインが抱える心の闇も見え隠れし、そこもまた切なくて…。気が強く、すぐに暴走してしまうひねくれ者の彼女を、まっすぐな想いで包み込む妻夫木聡さん演じる櫂くんは【The・理想の彼氏】でした!海での告白シーンは、永遠に語り継がれる名シーンです。
1話目の衝撃が物凄かった…!そう、リアルすぎて(笑)恐妻に嫌気がさし、思い描いていた結婚生活ではないことに悲観する夫。「人生をやり直したい」と悩んでいた矢先に、不思議な出来事と共に過去改変が…!現実世界に戻ると妻が違う人になり、妻は赤の他人として職場の同僚になっていました。本作は、広瀬アリスさんのヒステリックな妻の顔と同僚としての天真爛漫な顔の使い分けが本当に見事!主人公の夫を演じる大倉忠義さんの浅はかな行動に毎回イラっとしながらも、2人の行く末が気になって仕方ありません。妻は本当に運命の人なのか?誰かと人生を共にするとは、どういうことなのか?結婚相手への想いが高まるハートフルストーリーです。
医療現場での患者さんの生死に向き合うシーンだけでなく、新米医師として自分の力不足への悩み、仲間との衝突、先輩医師との関係など、ヒューマンドラマ寄りな感動ストーリーにも涙腺が緩みます。過酷な救命救急の現実を突きつけながら、忙しなく働く意味をそれぞれで見出しながら前へ進み続ける主要メンバーの姿は、すべての働く人たちに勇気を与えてくれるでしょう。リアリティを追及した演出も多いようで、実際の医療従事者たちが観ても大いに勉強になるのだとか。医療ドラマにありがちな「こんなのありえない!」という雑な対応や処置もほぼなく、緊迫したリアルな医療現場に興味がある人は大いに楽しめるドラマです。
タイムスリップもの…ということで、実は最初はあまり気になる作品ではなく、リアルタイムでは視聴していなかったんです。でも放送後も人気に定評があり、再放送も何度もされている作品ということで放送から数年経過してからふと思い立って観てみることに。"青春・恋愛・成長"がふんだんに盛り込まれた月9らしいラブストーリーで、気づいたらスペシャル版までイッキ見していました。
医療の仕事のなかで、医者や看護師などが花形だと思われがちですが、このドラマによって裏方のこういった技術者によって患者たちは支えられているんだと気付き、温かい気持ちになりました。医師の診察にいちゃもんをつける…という描写に、非現実的だと突っ込む人もいるかもしれません。でも、私はこれで良いと思います。ドラマで描きたいのは、その現場のリアリティではなく、すべての医療従事者が患者を救うために必死なんだということだからです。コロナ禍で医療の人手不足が叫ばれる今だからこそ、このドラマに出会ったことで、改めて医療従事者の人への感謝の気持ちが大きくなりました。
最近、個人的に1番好きな脚本家さんです。演じる女優・俳優さんありきで組み立てられていくドラマのキャラクターたちは、どの作品もリアリティのある人間味あふれた人物像ばかりで、本当に魅力的。いまの現実の社会問題もきっちりと題材に盛り込むのに、エンターテインメントとしてのユーモアも忘れない。そんな秀逸な脚本は、どの作品も心に残るものばかりです。
ただ、やはり前作を超えられない点としては「主人公の優柔不断さ」が顕著に出てしまっている点でしょう。「結局あなたはどっちが好きなの?!」というのは、最終回の後半ギリギリまでわからず、私も観ていてヤキモキ…。まぁそれが逆にリアリティがあり「あんな風に素敵な男子たちに想われたら揺れ動くのは当然…!」との声も多かったようですが…。私は天馬くんの気持ちを想うと胸が痛かった…!そして、このドラマでやっぱり1番熱狂したのは、前作の道明寺司&花沢類の登場でしょう。もうこれだけで観て良かった…!"花男"ファンは必見です。
"不倫"を題材にしているためか、本ドラマの映像は常にどこか暗く、重く、不穏。そんなずっしりとした雰囲気の中で進んでいく2人の関係は、独身の人が観る印象と、結婚している人が観る印象ではまったく違うかもしれません。昔の不倫ドラマでは「不倫でも本当にお互い好きなら結ばれる」というラストが多いですが、このドラマは違います。不倫の代償とはどんなものなのか。その現実をしっかりと視聴者に突きつける後半の怒涛の展開は、ドラマらしからぬリアリティがあって個人的にはそこが高評価でした。さらに、上戸彩さん×斎藤工さんのセクシーでフェロモンたっぷりの演技は見逃せませんよ。切ない悲恋モノが好きな人は観なきゃ損する1本です。
本ドラマのキーパーソンは、間違いなく癒し系男子・ゴンさんを演じた中村倫也さんでしょう。今までのドラマにいそうなテンプレ通りの癒し系ではなく、「メンヘラ製造機」という異名を持ち、無意識に数多くの女の子たちをたらしこむところも妙にリアルで「いるいる」と唸らずにはいられません。相反して、高橋一生さん演じる元カレ・慎二は第1話・2話目の強烈なモラハラ男っぷりがクズすぎて、誰もが嫌悪感を抱くキャラなんですが…。話数が進むにつれて、慎二の印象がガラリと変わっていきます。ヒューマンドラマとしても楽しめるので、現代で生きづらさを感じている人にも刺さる内容です。自分を押し殺すことが癖づいている人にとって、力を抜いて過ごすにはどうすれば良いのか。そのヒントが、このドラマを観れば見つかるはずです。
佐藤健さん史上1番のイケメン役ではないでしょうか。ストーリーは良い意味で【コテコテの少女漫画】という内容。男性陣は観ているだけで恥ずかしくなっちゃうかも…(笑)放送中にはSNSで「#恋つづ 」「#天堂担 」 などの関連タグやワードが何度もトレンド入り。若者のドラマ離れが叫ばれていた昨今には珍しく、リアルタイムで視聴する女性が急増し、2019年の1つのムーブメントにもなっていたドラマです。
なによりも、このドラマは脚本の笑い・音楽・恋愛・友情・青春の5つのバランスも絶妙でした。前半の"Sオケ"メンバーでわちゃわちゃと音楽を楽しむシーンを観てそれぞれの個性的なキャラクターに親近感が湧いたと思ったら、後半ではちょっとシリアスで感動的な内容に涙…。音楽の楽しさ&素晴らしさに酔いしれたあとに、のだめ(上野樹里さん)と千秋先輩(玉木宏さん)の胸キュンシーンがあったかと思えば、漫画らしい「ぎゃぼー!」という奇声を発したり…。観ているこちら側も感情の処理が追いつきません(笑)劇場版も前後編2部作で公開されましたが、ドラマの伏線をきっちり映画で回収しているので、ドラマを観た人はこちらもお忘れなく。
吉高由里子さんの『正義のセ』や松本潤さんの『99.9% -刑事専門弁護士-』など、事件の真実に迫る小気味良いストーリーも王道で、どれも初回からずっと楽しく観ることができます。『離婚弁護士』はどちらかというと人間ドラマの毛色が強いですが、さすが天海祐希さん。凛とした強い女性が活躍する姿は観ていて爽快でした。
朝ドラ以外NHKのドラマをあまり観たことがなかった私が、リアルタイムでかなりどハマリしたのがこのドラマ。こんな愛想のない経理部の人がいたら嫌だなぁと思ったので、最初は多部未華子さんの森若さん役があまり好きではなかったんですが…。すいません!森若さんめちゃめちゃ可愛い人でした!最終回を観る頃には、ほとんどの人が森若さんを大好きになっていることでしょう。恋愛経験のない森若さんにアタックし続ける陽キャな山田太陽くん(重岡大毅さん)も無邪気で可愛くて…。2人の恋愛模様もドラマの中で程良いエッセンスになっていて、始終楽しく観ることができます。
ドラマを観て明るい気分になりたい!そんなときは、クドカン作品がおすすめ。登場人物全員クセがすごい(笑)現実離れした個性的なキャラと出演者たちのコミカルな演技を観るだけで、こちらまでパワーをもらえます。しかし、ただ面白いだけではなく、きちんとシリアスなシーンや感動的なシーンも絶妙に差し込まれ、ストーリーの質も定評があります。
妊娠・出産について、私も自分が当事者になる前はまったく知識がありませんでした。風疹とはなぜ予防接種が必要なのか?妊婦に子宮頸がん検査がある理由は?出生前診断のリスクとは?産後うつの原因とは?不育症とは?学校でも教えてくれないのに、妊娠・出産をするときには、知らなくてはいけない・学ばなければいけないことがたくさんあるんです。そんな症例をわかりやすく、リアリティを忘れずに、愛を持って描いています。涙で顔がぐしゃぐしゃになるので、ハンカチの用意はお忘れなく!