1話目の衝撃が物凄かった…!そう、リアルすぎて(笑)恐妻に嫌気がさし、思い描いていた結婚生活ではないことに悲観する夫。「人生をやり直したい」と悩んでいた矢先に、不思議な出来事と共に過去改変が…!現実世界に戻ると妻が違う人になり、妻は赤の他人として職場の同僚になっていました。本作は、広瀬アリスさんのヒステリックな妻の顔と同僚としての天真爛漫な顔の使い分けが本当に見事!主人公の夫を演じる大倉忠義さんの浅はかな行動に毎回イラっとしながらも、2人の行く末が気になって仕方ありません。妻は本当に運命の人なのか?誰かと人生を共にするとは、どういうことなのか?結婚相手への想いが高まるハートフルストーリーです。
男性陣が仕事に奮起したいときに観てほしいドラマといえば、絶対これです!仕事への情熱とプライドを詰め込んだ感動エンターテインメントで、『半沢直樹』と同じく原作は池井戸潤さんの同名小説です。東京都・大田区の下町ある町工場でロケットのエンジン部分の開発を行うために紆余曲折するストーリーですが、率直な感想として「日本の技術力はすごい…!」とドラマながら感動してしまいました。阿部寛さんの迫真の演技と、絶体絶命のピンチを何度も乗り越える物語の邁進力に夢中になり、「ロケット編」・「ガウディ編」と2部構成に分かれていますがあっという間に観ることができました。
山梨県在住、30代の2児の母。テレビはドラマ・アニメ・バラエティを中心に観ることが多い。ドラマなら恋愛・仕事・サスペンス、アニメならラブコメ・青春・SFが好みだが、総じて“泣ける系”のジャンルにも弱い。漫画は専ら少女漫画ばかりで、矢沢あいの『天使なんかじゃない』は自分史上最高の作品である。最近では咲坂伊緒の漫画が大好き。気になる映像化作品をチェックする時は、映画を観てから小説(漫画)を読む派。
"不倫"を題材にしているためか、本ドラマの映像は常にどこか暗く、重く、不穏。そんなずっしりとした雰囲気の中で進んでいく2人の関係は、独身の人が観る印象と、結婚している人が観る印象ではまったく違うかもしれません。昔の不倫ドラマでは「不倫でも本当にお互い好きなら結ばれる」というラストが多いですが、このドラマは違います。不倫の代償とはどんなものなのか。その現実をしっかりと視聴者に突きつける後半の怒涛の展開は、ドラマらしからぬリアリティがあって個人的にはそこが高評価でした。さらに、上戸彩さん×斎藤工さんのセクシーでフェロモンたっぷりの演技は見逃せませんよ。切ない悲恋モノが好きな人は観なきゃ損する1本です。
脚本は連続テレビ小説「風のハルカ」や「あさが来た」を手掛けた大森美香。音楽は「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した佐藤直紀。
入間人間の同名人気小説がついにアニメ化。2人の女子高校生、安達としまむらのゆるやかな日常と、少しずつ変わっていくその関係性を描いた青春ストーリー!
吉高由里子さんの『正義のセ』や松本潤さんの『99.9% -刑事専門弁護士-』など、事件の真実に迫る小気味良いストーリーも王道で、どれも初回からずっと楽しく観ることができます。『離婚弁護士』はどちらかというと人間ドラマの毛色が強いですが、さすが天海祐希さん。凛とした強い女性が活躍する姿は観ていて爽快でした。
湊かなえさんの小説を原作にした映像化作品の中でも個人的には『Nのために』がNO.1。主人公の不遇さが相まって、中盤の野バラ荘のエピソードが一服の清涼剤になり、最後までドラマの世界観に浸ることができました。『あなたの番です。』は、世間での考察合戦が繰り広げられ、最終回前には異例のヒント動画まで公式で配信されるほど大盛り上がり。その犯人探しに、私も躍起になっていたのを覚えています。意外と知られざる名作なのが『dele』!山田孝之さん&菅田将暉さんを迎え、深夜ドラマなのにも関わらずクオリティとストーリーの質の高さに驚きました。『LIAR GAME』はぜひ原作漫画と併せてお楽しみください。
「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢を演じるのは、映画「キングダム」やNHKの連続テレビ小説「なつぞら」などに出演した吉沢。そのほか小林薫や和久井映見、村川絵梨、高良健吾などが出演。元SMAPの草彅剛も徳川慶喜役で出演する。
原作漫画が好きすぎて最初はドラマを観る気が起きなかったんですが、ドラマが放送されるやいなや日本中に"花男"旋風が巻き起こるほど大ヒット。周囲の人たちに全力で薦められてドラマを観ましたが…。お、面白すぎる!これぞ、漫画原作の実写化史上NO.1コンテンツではないでしょうか。漫画にはない魅力がドラマ全体を包み込み、映像作品としてのエンターテインメント性も抜群。さらにすごいのが、キャスト全員が漫画のキャラクターと比べても一切の違和感がないこと。漫画原作だと、どうしてもキャラの再現度を求めてしまうのですが、このドラマでは完全に漫画のキャラとは別の良さが光っていました。井上真央さんの牧野つくし、松本潤さんの道明寺司、小栗旬さんの花沢類は、もうこの3人以外には考えられません!
感情表現が下手で理論的&合理的すぎる"リケジョ"を杏さん、"高等遊民"と自称し実家で引きこもり生活を送るダメ男を長谷川博己さんが演じています。この2人がキャスティングされたことで、ドラマの面白さが際立ったことは間違いありません。初デート・プロポーズ・クリスマス・お正月・結納など結婚へ向けてのイベントをこなしながら、どんどん成長する2人の姿は、ベタかもしれませんが素直に心が揺さぶられます。不器用すぎる2人なので共感ポイントは薄いにせよ、笑って泣けるドラマなので疲れたときに無心で楽しむことができますよ。
このドラマは「病気になった女性を献身的に支える」というところがメインではありません。病気なんて関係なく「絶対この人じゃなきゃダメだ…!」という強い気持ちで惹かれ合う2人の恋愛が主軸となっています。病気と聞くと、ついついその闘病生活に目がいきがちですが、本作の感動ポイントはあくまで2人の"純愛"です。ドラマ上でイチャイチャとじゃれ合う姿は、観ているこっちが癒されるほど微笑ましいです。恋の始まりから、結婚、出産、子育てなど、ごくごく普通な男女の人生のステップを進んでいくのと同時に、主人公のアルツハイマーの病気はどんどん進行していき…。サブタイトルにもある通り、大好きな人が自分のことをどんどん忘れてしまう話なので、ラストは切なくて号泣必至。だけど、それまでの過程は心温まるものばかり。 憂いに沈むときに鑑賞すれば、心が洗われるドラマです。