2021最新 羽生結弦 内村航平 動画

19歳で出場した2008年北京五輪の個人総合で銀メダル。同種目で12年ロンドン、16年リオデジャネイロ両大会を含む世界大会を8連覇した。団体との2冠も達成したリオ五輪後に体操界初のプロに転向した後は相次ぐ故障に見舞われた。特に両肩痛に苦しみ、20年2月、「6種目やってこそ体操」の信念を捨てて鉄棒への専念を決めた。

上下軸で横に回る。体操では「ひねり」となり、フィギュアではジャンプの「回転」。体操で「ひねり」が最も多いのは、床運動で白井健三の名がつく「シライ/ニュエン」(後方伸身宙返り4回ひねり)。内村は羽生が挑んでいる4回転半に、尊敬の念と期待を込めた。
「体操より、ひねってますから。ありえないっすよね。でも、羽生君なら、僕はできると思っている。成功したら、めっちゃ見てみたいな」
羽生は3月28日に気になる言葉を残している。「アクセルを練習していく中で“ああ、跳べないな”とか絶望感を味わった時に、どうやって乗り越えていくか。どうやって自分に頑張っているっていう報酬を与えてあげるか」。4回転半に挑み続ける、オフを見据えてのコメントだった。
鉄棒に専念した内村は、30歳を過ぎてH難度「ブレトシュナイダー」を習得した。その過程は、いばらの道だったのではないか。先の羽生の言葉を聞いた内村は、少し考えてから口を開いた。
「できない方が面白いんすよね、自分。欲しいものを実際に買ったら“う~ん”ってなることってあるじゃないですか。買うまでが楽しい、みたいな」
長いキャリアで、いざ手にすると想定より魅力に欠けた技があったのだろう。では、執念を燃やした「ブレトシュナイダー」は。
「ブレトシュナイダーはできるようになったら、めっちゃうれしかったですよ。うん、めっちゃうれしかったな」
内村は過去、羽生について「こうした方がいい、とかは思わない」と話した。アドバイスではなく、シンプルに自らの経験を口にする。そこには羽生にとって、何かのヒントが存在しているのかもしれない。
内村は「ブレトシュナイダー」を決めた全日本選手権で高得点を連発し、代表選考を好発進した。羽生は世界国別対抗戦でシーズンを締めくくり、4回転半の実戦投入を見据えて、また汗を流す。「ケガには気をつけてほしいですね」と内村。それぞれの究極の目標へ。「夏の王」と「冬の王」の情熱は交錯しながら、季節は巡っていく。
▽内村とブレトシュナイダー 個人総合を戦っていた18年から本格的に練習に取り組んできた。実戦で初めて披露したのは鉄棒に専念してから初実戦だった20年9月の全日本シニア選手権。この試合を含め、今月の全日本選手権まで6連続で成功している。
▽羽生と4回転半 連覇を達成した平昌五輪以降、成功に意欲を燃やしてきた。19年12月のGPファイナル(トリノ)の公式練習で挑戦して3度転倒。今月の世界国別対抗戦(大阪)のエキシビション練習では6度転倒したが、練習に挑む姿を国内で初めて披露した。

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フィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)はクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する中、内村がH難度「ブレトシュナイダー」に成功したことで刺激を受けたと明かしている。
それを受けて内村は、「同じ立場として、五輪を連覇している立場として、やっぱり結果じゃないところに目を向けてやっている。新しいことにチャレンジする。そういうことでしか自分が満足いかない、お互いそういう性格だと思う。常に現状に満足しないでやっているということが4回転半だったり、僕の場合ブレトシュナイダーになると思うんですけど。ほんと似ているなと思うことが多くて。採点競技ですし。常に人の一歩先を見て演技を組み立てているのかなと思うので。人がやっていないようなことをやりたい。すごく似ていると思うことがある。僕から刺激をもらっていたとおっしゃっていたけど、逆もしかり。僕もすごく刺激をもらってやっていますし。結果を残してきた分、得点とか結果じゃないところに目を向けてやっているのはすごく似たような部分でもある」と話した。

中でも「姫路城には勝てない。一番美しいと思う」。10年ほど前に訪れ、優美なたたずまいに言葉が出なかった。「それが『本物』だと思う。フィギュアスケートの羽生(結弦)君の演技も近い」。長い年月をかけて一工程一工程を丁寧に積み上げる築城の作業のように、体操を極めてきた。世代交代こそ感じ取っても、体操への探求心は失っていない。

体操の全日本選手権が15日、群馬・高崎アリーナで開幕し、種目別の鉄棒に絞って東京五輪の金メダルを狙う内村航平(ジョイカル)が、16日の種目別トライアウトに向けてオンラインで取材に応じた。

体操の男子予選で内村航平(ジョイカル)=長崎県諫早市出身=が鉄棒で落下して20位に終わり、種目別決勝に進めなかった。H難度の「ブレトシュナイダー」など三つの離れ技を成功させた後の演技でのまさかのミスだった。2012年ロンドン、16年リオデジャネイロの両大会で五輪個人総合2連覇を達成し、32歳で迎えた自国開催の4度目の五輪。鉄棒1種目に懸けた第一人者の挑戦が終わった。