跳馬

2021最新 橋本大輝 跳馬

2021最新 橋本大輝 跳馬

体操の東京五輪代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯は16日、長野市ビッグハットで男子が行われ、4月の全日本選手権覇者で19歳の橋本大輝(順大)が合計259・530点で初優勝し、0・136点差で2位の萱和磨(セントラルスポーツ)とともに五輪の団体総合メンバーに決まった。ともに初の代表。

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体操の男子個人総合の決勝は、予選を通過した24人の選手が出場して、6種目の合計得点で争われました。予選1位で19歳の橋本選手は、最初の種目のゆかで、G難度の大技、「リ・ジョンソン」を決め、予選より高い14.833の得点をマークしました。橋本選手は、2種目めのあん馬と5種目めの平行棒では、15点台の得点をマークしました。橋本選手は1種目を残して、1位の中国の肖若騰選手と0.467差の3位で、最後の種目、鉄棒に臨みました。鉄棒では、先に演技した肖選手が14.066にとどまったのに対し、橋本選手はG難度の「カッシーナ」など手放し技を次々と成功させたほか、最後の着地も決めて14.933の得点をマークして肖選手などを逆転しました。橋本選手は6種目の合計で88.465の得点で初めてのオリンピックで金メダルを獲得しました。この種目では、内村航平選手が前回まで2連覇していて、日本は3大会連続の金メダルです。また、日本体操協会によりますと、オリンピックの男子個人総合で橋本選手は最年少での金メダルとなりました。同じ個人総合に出場した18歳の北園丈琉選手は5位でした。

橋本選手のアカウントにタグ付けする形で「日本国辱」「日本国の恥」などと書かれた画像を投稿。中には「原爆投下」の写真もあった。

日本勢が男子個人総合を制するのは5人目で、10代での優勝は初めて。橋本は団体の銀メダルに加え、今大会二つ目のメダルを手にした。

個人総合では17年世界王者で、中国のエースの肖若騰(中国)が0・4点差の2位で、SNS上では採点に不満の持つ中国の体操ファンが橋本や指導者に「日本の恥」、「金で金メダルを買った」などの誹謗中傷が相次いでいた。肖本人は試合後、会見で「私のパフォーマンスは良かったと思う。若い王者を称賛したい」と、橋本を讃えていた。

東京オリンピック(五輪)は28日、体操男子個人総合で初出場の橋本大輝(19)が金メダルを獲得した。前々回のロンドン五輪、前回のリオデジャネイロ五輪で優勝した内村航平(32)に続き、日本勢としては3連覇となる。

予選を首位で通過していた橋本は序盤のゆか、あん馬で好スタートを切った。中盤のつり輪、跳馬でミスが出たものの、残り2種目で立て直して、最終種目となった得意の鉄棒で高得点を出して逆転した。

東京オリンピック、体操の男子個人総合で19歳の橋本大輝選手が金メダルを獲得しました。この種目で、日本は3大会連続の金メダルです。

体操の男子団体総合決勝で、日本は橋本大輝(順大)北園丈琉(徳洲会)萱和磨、谷川航(以上セントラルスポーツ)のメンバー4人で臨み、6種目合計262・397点で銀メダルを獲得した。2連覇はならなかったが、5大会連続の表彰台。ROCが262・500点で6大会ぶりの金メダルに輝き、中国が3位。
予選を1位通過した日本は最初の床運動から安定した演技を続けた。3位で迎えた最終種目の鉄棒で橋本の15・100点などで追い上げたが、わずか0・103点及ばなかった。
予選の得点は決勝に持ち越さず、種目ごとに4人のうち3人が演技し、3人全員の合計得点で争われた。
橋本大輝の話 最後にいい演技をして終わりたいなという気持ちだった。メダルの色なんか気にせずに、自分の今できる演技をしようと決めていた。その結果が最後の着地に決まったのかなと思う。(萱、谷川航、北園の)3人がすごい応援してくれて、感謝を演技で示せたと思う。
北園丈琉の話 いつもと違う緊張感の中で、楽しさもあったけど怖さもあった。すごい雰囲気だった。この銀メダルは一生忘れない。次は金メダルを取るしかないと思っている。
萱和磨の話 この夢の舞台を本当に楽しもうと思った。終わりたくない、夢のような時間を過ごせた。演技自体をやりきることができたので、すがすがしい気持ちもある。悔しさもあるが、チーム日本としてはやるべきことはやった。
谷川航の話 跳馬に関しては助走の途中から記憶が無くて、いつの間にか終わってた。いつの間にかガッツポーズをしていた。楽しかったし、いつもと違う特別な試合だったので、緊張した。

2021最新 内村航平 オリンピック 跳馬

2021最新 内村航平 オリンピック 跳馬

男子体操では、4大会連続出場となる内村航平選手が登場。

ロペスの着地で大きなミスが出た。
得点は13.200点。

日本男子の個人枠は現状一つ。4月の全日本選手権と5月のNHK杯、今大会の結果で代表を決めた。跳馬で2連覇した米倉英信は日本体操協会の選考基準で、内村を上回ることができなかった。

2021最新 内村航平 リオ 跳馬

2021最新 内村航平 リオ 跳馬

オリンピック3大会(2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ)に出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金メダル3、銀メダル4)を獲得。また、世界体操競技選手権でも個人総合での世界最多の6連覇を含む21個のメダル(金メダル10、銀メダル6、銅メダル5)を獲得している。国内大会ではNHK杯個人総合10連覇、全日本選手権個人総合でも10連覇を達成。

体操男子日本代表は、「(金5、銀4を獲得した)1964年の東京を超えるような大会にしよう」という意味を込めて「Beyond 1964」というスローガンを立てた。内村自身も団体優勝を目指していたリオでは「(団体で金メダルを獲得した)アテネの冨田洋之さんの着地を超えたい」とずっと言っていたが、それが無理であることを実感した。

4回目の出場権は、薄氷を踏む思いで勝ち取ったものだ。約9年間続いた個人総合での連勝記録が「40」で止まったのは2017年の世界選手権。跳馬の着地で左足首を負傷し、棄権した。長く酷使してきた肉体は悲鳴を上げており、右足首を痛めた2018年は世界選手権で個人総合の出場を断念。両肩をケガしていた2019年は全日本選手権でまさかの予選落ちを喫し、2008年以降初めて日本代表から落選した。

5人の力を結集した団体、最後の鉄棒で着地をぴたりと止め、ベルニャエフを逆転した個人総合は、それぞれリオの名場面だ。内村は東京で新たな歴史を刻むべく、静かに燃えている。

2020年2月から鉄棒に専念し、1年かけて自身の演技を磨き上げてきた。1種目に絞ったことで体力的な負担が軽減され、演技も安定。東京2020大会の選考対象となる2021年4月からの全日本選手権、NHK杯、全日本種目別選手権では、世界でも数人しかできないH難度の「ブレットシュナイダー」や、G難度の「カッシーナ」といった離れ技を次々と決める内村の姿があった。全日本種目別選手権の予選では2017年のルール改正以降、世界最高得点となる15.766点をマークするなど、見事な演技を披露した。

「2017年から2019年の年末までは、ずっときつかったですね。この年齢で新しいケガをすると、元の体に戻すには時間が相当かかる。どれだけ頑張っても戻らなくて、練習をしないといけないのに、その練習が逆にダメージになっていました」

鉄棒に絞ったのは、痛めていた両肩への負担が少なかったことに加え、2015年の世界選手権で金メダルを獲得するなど高得点を取れる種目だったことが大きな要因だ。リオ2016大会の個人総合でも最後の鉄棒で着地をぴたりと止め、オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)を逆転したシーンは、記憶に新しい。

ゆかと跳馬のスペシャリストとして世界に躍り出た白井に、「体操は6種目やってこそ」と言い、オールラウンダーへの転向を促したのが内村だった。

もっとも個人枠の争いは、跳馬で初代表を目指した米倉英信をタイブレークの条件でわずかに上回るという接戦だった。全日本種目別選手権の決勝でミスが出たのが原因だ。

「何かを超えるってやはり難しいんです。1964年の東京はそのときの東京ですし、2021年の東京は今回にしか出せないものがある。だから僕は今のこのチームで新しい歴史を築くような演技や、名場面を自分たちで作っていければいいんじゃないかと思います」

「いろいろと重なる部分があるんですよね。東京を迎える年齢も一緒(小野さんは当時33歳、内村は早生まれの32歳)ですし、鉄棒が得意。そのときは肩も痛めていたみたいで僕と同じだなと。縁があるんだと思います。ただ、4回目の出場が史上2人目で、過去にいたのはちょっと悔しい気持ちもあるんですよね。かと言って(2024年の)パリを目指すというわけではないですけど」

同競技における4回目の出場は、小野喬さん以来2人目。小野さんはヘルシンキ1952から東京1964まで4大会連続でオリンピックの舞台に立っており、4回目が東京という点も内村と同じだ。

リオの団体と個人総合で2つの金メダルを獲得してから5年。当時27歳で、年齢のことも考えれば、東京への挑戦はいばらの道になることは予想していたが、ここまで険しいものになるとは想像していなかった。

このままでは東京2020大会への出場は夢物語。残された選択肢は、種目を絞るしかなかった。だが、なかなか踏ん切りがつかない。ずっとオールラウンダーとしてやってきて、「6種目やってこそ体操」というこだわりがあったからだ。それを捨て去るのは、これまでの自分と決別することを意味する。ただ、佐藤寛朗コーチから「もがいて苦しんでオリンピックに出られないより、確実に気持ち良く行けた方がいいんじゃないか」と言われ、視界が開けた。

体操競技の鉄棒で東京2020オリンピック出場が内定している内村航平は、大会に向けての気持ちをこう語った。もはや説明不要の体操界のキングは、迫り来る大舞台にも泰然自若としている。

2021最新 内村航平 ロンドン五輪 跳馬

2021最新 内村航平 ロンドン五輪 跳馬

(C)2021,Nikkan Sports News.
nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。すべての著作権は日刊スポーツNEWSに帰属します。

ロペスの着地で大きなミスが出た。
得点は13.200点。

2021最新 内村航平 跳馬

2021最新 内村航平 跳馬

【リオデジャネイロ=田村城】リオデジャネイロ五輪開幕まで1週間を切った30日、現地で調整を続ける日本選手の臨戦ムードも徐々に高まってきた。体操男子ではエースの内村航平(コナミスポーツ)が跳馬の大技を成功させ、29日にリオ入りした競泳男子の萩野公介(東洋大)は本番プールで初練習を行った。

ロペスの着地で大きなミスが出た。
得点は13.200点。

さすがの演技を披露したのは、鉄棒に絞って3大会連続の金メダルを目指す内村航平(ジョイカル)。予選にあたる種目別トライアウト(TO)と決勝とも、2019年の世界選手権の優勝者の得点を上回り、15点台をそろえた。

2021最新 内村航平 跳馬 技

2021最新 内村航平 跳馬 技

内村航平の4度目の五輪は思わぬ形で幕切れとなった。24日、体操男子予選の鉄棒。2016年リオデジャネイロ五輪まで5大会連続で日本代表コーチを務め、内村がプロに転向するまで5年ほど指導したコナミスポーツ体操競技部ヘッドコーチの森泉貴博さん(50)は「ミスなく演じれば、金メダルの可能性は十分にあった」と残念がった。

さまざまな器具を使って、技の正確性や難易度を競う体操競技。技の凄さだけでも圧倒されますが、種目が多く、詳しいことはよくわからない…という人も多いのでは!? 体操競技のルールや採点方法、技の難易度などを知って、観戦をもっと楽しみましょう。

ただ、過去3大会の予選の鉄棒で、満足がいく演技ができたことは一度もなかった。5年前のリオデジャネイロ五輪でも金メダル候補だったが、手放し技で落下して種目別の決勝に進めなかった。3大会とも、普段は使っていない外国製の器具に対応するのに苦労していた。

目を疑う光景だった。金メダルのために習得したH難度「ブレトシュナイダー」など高難度の離れ技を決めた直後、公式練習でもミスしたひねり技で落下。青いマットに右肩からたたきつけられた。無観客の静まり返った会場に報道陣、関係者のどよめきが響いた。「何やってんだバカ…。自分に失望した。プロとして失格」。信じがたい現実を受け入れるしかなかった。

種目別の鉄棒でも、内村は世界選手権や国内大会で実績を残しているが、リオデジャネイロ五輪後の取材で、鉄棒は「得意種目ではない」と驚きのコメントをしている。小学1年の時に鉄棒の蹴上がりで苦戦していたところから、ある日誰も見ていない時にできてしまった過去がある。

男女とも団体総合の代表は4人。今後の国際大会の結果次第で、日本は団体総合とは別に男女とも個人で最大2人の出場が可能。男子の内村航平(リンガーハット)は種目別の鉄棒に絞って、個人の出場枠で五輪を目指している。国内選考会は来春開催される。

共通しているのはゆかと跳馬だけですが、微妙な違いがあります。女子のゆかは音楽を用いて90秒で演技するのに対し、男子は音楽を使わず、演技時間は70秒です。また、跳馬は、男子が135cmの高さなのに対して、女子は125cmと少し低いところが異なります。

成績は、種目別、個人総合、団体総合で競います。
1種目だけでも大変なのに、全種目で高難度の技を求められるのが、体操競技の難しいところ。当然のことながら、どの選手にも得意な種目と苦手な種目があり、全方位でトップレベルに到達するのは、とても稀有なことなのだそうです。内村航平選手が成し遂げた国際大会で個人総合6連覇の成績は、まさに前人未到の偉業。「体操史上最強」「スーパーレジェンド」などと称されるのも納得です。

若き体操ニッポン、予選1位通過 内村航平に「優勝で恩返し」

事前合宿でも調子は悪くないと聞いていたし、試技会でも大きな失敗はなかった。そんな中、これまで試合で失敗したことがないような技で落下してしまった。イージーミスと言ってもいい。

男子予選が行われ、種目別鉄棒に絞って出場した内村航平(32)=ジョイカル=は、ひねり技で落下し、上位8人による決勝進出(8月3日)を逃した。自身4度目となる五輪挑戦はまさかの結末で幕を閉じ、3大会連続の金メダル獲得はならなかった。3歳から始まった体操人生。自身の今後については、「いつ引退とか考えてない。引退宣言する必要あるのかな」と明言を避けた。

演技直後、5回にも及ぶ代表選考会で種目別1枠を争ってきた跳馬の米倉英信(24)=徳洲会=の顔が浮かんだ。五輪切符をつかんだ日、米倉は悔しさを押し殺し、「航平さんなら金メダル取ってくれる」とエールをもらった。米倉も世界一になれる実力を持った選手。「土下座して謝りたい。謝っても許してくれないだろうな」と、心苦しかった。

ロペスの着地で大きなミスが出た。
得点は13.200点。

こんな形で終わるとは、内村自身も想像していなかった。19歳で初出場した08年北京五輪から16年リオ五輪まで、金3個、銀4個を獲得。「うまくいかなかったことがなかった」。何もかも知り尽くしていた五輪。4度目はまさかの予選敗退だった。「僕の見せられる夢はここまでなんじゃないかと思う」。築きあげてきた「内村時代」の終幕を自ら告げた。取材が終わると「最後、良い感じでしたね(笑い)」。コメントに自画自賛する姿も、最後まで内村らしかった。

男子は、ゆか、跳馬、あん馬、鉄棒、つり輪、平行棒の6種目
女子は、ゆか、跳馬、平均台、段違い平行棒の4種目。

2021最新 内村航平 跳馬 ルーティン

2021最新 内村航平 跳馬 ルーティン

体操競技の鉄棒で東京2020オリンピック出場が内定している内村航平は、大会に向けての気持ちをこう語った。もはや説明不要の体操界のキングは、迫り来る大舞台にも泰然自若としている。

鉄棒に絞ったのは、痛めていた両肩への負担が少なかったことに加え、2015年の世界選手権で金メダルを獲得するなど高得点を取れる種目だったことが大きな要因だ。リオ2016大会の個人総合でも最後の鉄棒で着地をぴたりと止め、オレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)を逆転したシーンは、記憶に新しい。

社会人アメリカンフットボールのX1エリア西日本トーナメントの1回戦2試合が1日、神戸市王子スタジアムで行われ、みらいふ福岡が34-20でアズワンを破って決勝進出を果たした…

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5人の力を結集した団体、最後の鉄棒で着地をぴたりと止め、ベルニャエフを逆転した個人総合は、それぞれリオの名場面だ。内村は東京で新たな歴史を刻むべく、静かに燃えている。

男子個人総合で五輪2連覇中の内村航平(ジョイカル)=長崎県諫早市出身=が種目別鉄棒で4大会連続の五輪出場を決めた。この日の決勝で15・100で2位。選考対象の3大会、計5演技を終え、日本協会が定めた基準をクリアした選手の中でトップに立った。

「いろいろと重なる部分があるんですよね。東京を迎える年齢も一緒(小野さんは当時33歳、内村は早生まれの32歳)ですし、鉄棒が得意。そのときは肩も痛めていたみたいで僕と同じだなと。縁があるんだと思います。ただ、4回目の出場が史上2人目で、過去にいたのはちょっと悔しい気持ちもあるんですよね。かと言って(2024年の)パリを目指すというわけではないですけど」

「何かを超えるってやはり難しいんです。1964年の東京はそのときの東京ですし、2021年の東京は今回にしか出せないものがある。だから僕は今のこのチームで新しい歴史を築くような演技や、名場面を自分たちで作っていければいいんじゃないかと思います」

「オリンピックは1人で行くものではなく、自分に携わるいろいろな人と一緒に行くんだという気持ちになれたんです。それで種目を絞る選択をしたんですけど、『本来こうすべきだったんだな』とやっているうちに思えた。過去の自分が邪魔をしていたと言うか、『6種目やってこそ体操』と言っていたことがかえって呪縛になっていました。やらなければいけないんだという感じになっていて……。2017年からの3年間はそうしたこだわりが邪魔をしていたし、プライドを捨てるのに勇気がいりました」

「2017年から2019年の年末までは、ずっときつかったですね。この年齢で新しいケガをすると、元の体に戻すには時間が相当かかる。どれだけ頑張っても戻らなくて、練習をしないといけないのに、その練習が逆にダメージになっていました」

体操男子日本代表は、「(金5、銀4を獲得した)1964年の東京を超えるような大会にしよう」という意味を込めて「Beyond 1964」というスローガンを立てた。内村自身も団体優勝を目指していたリオでは「(団体で金メダルを獲得した)アテネの冨田洋之さんの着地を超えたい」とずっと言っていたが、それが無理であることを実感した。

4回目の出場権は、薄氷を踏む思いで勝ち取ったものだ。約9年間続いた個人総合での連勝記録が「40」で止まったのは2017年の世界選手権。跳馬の着地で左足首を負傷し、棄権した。長く酷使してきた肉体は悲鳴を上げており、右足首を痛めた2018年は世界選手権で個人総合の出場を断念。両肩をケガしていた2019年は全日本選手権でまさかの予選落ちを喫し、2008年以降初めて日本代表から落選した。

同競技における4回目の出場は、小野喬さん以来2人目。小野さんはヘルシンキ1952から東京1964まで4大会連続でオリンピックの舞台に立っており、4回目が東京という点も内村と同じだ。

このままでは東京2020大会への出場は夢物語。残された選択肢は、種目を絞るしかなかった。だが、なかなか踏ん切りがつかない。ずっとオールラウンダーとしてやってきて、「6種目やってこそ体操」というこだわりがあったからだ。それを捨て去るのは、これまでの自分と決別することを意味する。ただ、佐藤寛朗コーチから「もがいて苦しんでオリンピックに出られないより、確実に気持ち良く行けた方がいいんじゃないか」と言われ、視界が開けた。

もっとも個人枠の争いは、跳馬で初代表を目指した米倉英信をタイブレークの条件でわずかに上回るという接戦だった。全日本種目別選手権の決勝でミスが出たのが原因だ。