2021年令和3年 桜花賞 3 連単予想
また2011年に勝ったマルセリーナと昨年のデアリングタクトは、トライアルレースではなくエルフィンステークスから桜花賞というローテンションで勝ちました。
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今年は無敗の3冠馬コントレイル、GⅠ4勝のグランアレグリアやサリオス、ワグネリアン、ペルシアンナイトなどのGⅠ馬や、ここまで5戦無敗レイパパレなどがスタンバイ!そんなレースもより的中に近づくために、データだけでなく『好走ポイント』『馬主情報』『調教情報』『社台情報』なども、週末にかけて公開していくので、お時間のある時にチェックして下さいね。
土曜日の阪神芝のレース結果、近年の桜花賞の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は火曜日に2ミリ程度の雨が降っただけ。路盤がドライなうえに、A→Bコース変更週とあって芝の状態も良好。メインレース・阪神牝馬S(牝馬限定G2・芝1600m)の勝ちタイムは1分32秒0の高水準。時計が出やすいコンディションだったと推察される。
だが、土曜日の結果を振り返ると、内・前有利というわけではない。むしろ、隊列の中~外めからスムーズに進出した馬、あるいは内から中~外めへ上手にスイッチした差し馬の活躍が目を引いた。
事実、芝コースで施行された平地5競走の勝ち馬の4角通過順位は3、10、7、6、2、8番手(10Rは同着2頭)。加えて、上がり3ハロン1~2位馬が【4.2.2.3】と優秀な成績を収めている。確かな決め脚を要求される馬場であることに疑う余地はない。
日曜日の降水確率はゼロ。気温の上昇に伴う含水率低下を加味すると、内&先行の優位性が多少増す可能性はある。とはいえ、一気に状況が様変わりするとも思えない。従って、無理なく加速可能な位置を確保できそうな馬を上手に狙いたいところだ。
枠順については判断するに悩ましいが、揉まれないポジションからスムーズに進出する馬が有利という状況を踏まえると、真ん中より外めの枠が優位に働くことも考えられる。ゆえに、5~8枠に対する意識を強めたほうがいいかもしれない。
血統面については、良馬場(JRA発表)で行われた直近5回の桜花賞の複勝圏内15頭を父系別でみると、サンデーサイレンス系が10頭、キングマンボ系が4頭。この2系統でほぼ占められている(残りの1頭はレッドゴッド系の2019年3着馬)。当てはまる馬はプラスに評価してしかるべきだろう。
また、前走が芝マイルのオープンクラスで3着以内、または1番人気の支持を集めていた馬が存在感を放っているのも、近年における桜花賞の大きな特徴。良馬場(JRA発表)で行われた直近5回の1~2着馬は、例外なくこの条件をクリアしている。血統面と合わせて押さえておきたいポイントだ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑩アールドヴィーヴル、⑪ジネストラ、⑱サトノレイナス。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
勝ったのは4番人気のレイパパレ、ハナを切って逃げたことでコースロスなく回れたので、最後の直線でも力が残っていたので、36.8秒の末脚で逃げ切ることができました。
ペースが緩くなって先行馬が残るのか、逆にこの状況を逆手に取ろうとする馬が増えてペースが厳しくなるのか、今年の桜花賞はスタートしてからの前半800mのタイムに注目です。
2011年以降の1~2着馬20頭の戦歴を検証すると、2013年2着のレッドオーヴァルを除く19頭に芝1600mで1着、もしくは同距離の重賞で3着以内の経験があった。マイル実績に乏しい馬の過信は禁物だ。
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桜花賞、G1ヘッドライン、よりも、最高の舞台!!
それでは【桜花賞】の話に入ります。
イメージ的には差し馬、追い込み馬に優位なコースのようにも感じるが、昨年は9番人気のスマイルカナが逃げて3着になっています。
昨年はエピファネイア産駒の2番人気デアリングタクトがデビューから無傷の3連勝で重賞初制覇。父エピファネイアも種牡馬としての初重賞タイトルとなり、大舞台で強い競馬を見せる姿こそRoberto系の神髄とも言えるだろう。
過去10年の種牡馬傾向としては、5勝を挙げるディープインパクトが頭ひとつ抜けた存在。また、2020年デアリングタクト(父エピファネイア)、2016年ジュエラー(父ヴィクトワールピサ)の勝ち馬2頭は初年度産駒となり、ロードカナロアやディープインパクトも種牡馬としての初G1制覇が桜花賞であったように、期待の種牡馬が箔を付けるレース傾向もうかがえる。メイケイエールは、父ミッキーアイル×母シロインジャー(母の父ハービンジャー)。近親に同世代の2歳女王として君臨するソダシがいる血統。本馬は父ミッキーアイルを彷彿とさせるスピードが武器で、20年ファンタジーSでは芝1400mの2歳日本レコードを更新しているほど。闘争心が強く、前向きすぎる気性に課題は残すが、好相性を示すディープインパクトの直系かつ新種牡馬の産駒という観点からも注目しておきたい存在だ。アカイトリノムスメは、父ディープインパクト×母アパパネ(母の父キングカメハメハ)。過去10年で5勝と他の種牡馬を圧倒するディープインパクト産駒であることを強調しやすく、母の父キングカメハメハも昨年の勝ち馬デアリングタクトを出している。なお、母アパパネは10年桜花賞の勝ち馬でもあり、本馬は母娘制覇のかかった一戦としても注目度が高い。母は一度使われるとパフォーマンスを上げるタイプでもあったので、休み明け2戦目となる臨戦にも好感を抱ける。ククナは、父キングカメハメハ×母クルミナル(母の父ディープインパクト)。芝とダートで活躍したピオネロの姪にあたる血統で、母クルミナルは15年エルフィンSを勝ち、15年桜花賞で7番人気2着、15年優駿牝馬で6番人気3着と人気薄ながら牝馬クラシックでも存在感を示した。良く言えばオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏なファミリーではあるが、相手なりに走れる競馬センスは大舞台でこそ真価を発揮する。
2015年の桜花賞馬レッツゴードンキは、ハナを切ってそのまま逃げ切っており、先行した馬がそのまま残ることもあります。
穴馬として狙ってみたいのが、クイーンカップ3着のククナです。
2着に突っ込んできたのは穴馬に推奨した6番人気のモズベッロ、道中は最内をずっと回っていて、3コーナーでも仕掛けず、直線まで力を溜めていたのが直線での伸びに繋がったと思います。
皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞、優駿牝馬(オークス)とともに“3歳クラシック”の一角を成すレースであり、牝馬3冠の1冠目に数えられる。仕上がりの早さとスピード能力が問われる一戦で、過去に多くの快速牝馬たちが栄冠を勝ち取ってきた。この桜花賞、約1カ月半後に開催されるオークス、秋に行われる秋華賞(このレースはクラシック外)の3タイトルをものにし“牝馬3冠”の称号を手にしたのは、メジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)、アパパネ(2010年)、ジェンティルドンナ(2012年)の4頭が存在する。第35回(1975年)は単勝支持率88%で1.1倍の断然人気を集めたテスコガビーが、2着に1.9秒という桜花賞史上最大着差をつけて勝利。この圧勝劇は、実況を担当した関西テレビの杉本清アナウンサーの「後ろからはなんにも来ない」という名調子とともに、今も語り草となっている。第50回(1990年)の勝ち馬アグネスフローラ、第53回(1993年)の勝ち馬ベガは、繁殖にあがってからも優秀な産駒を輩出し、G1ホースの母となった。阪神競馬場が改修されて直線距離が延びてからは鮮烈な追い込み勝ちも見られるようになり、第69回(2009年)のブエナビスタ、第74回(2014年)のハープスター、第76回(2016年)のジュエラーらが、目の覚めるような直線一気を決めて先頭でゴール板を駆け抜けている。