2021最新 内村航平 4大会

「何かを超えるってやはり難しいんです。1964年の東京はそのときの東京ですし、2021年の東京は今回にしか出せないものがある。だから僕は今のこのチームで新しい歴史を築くような演技や、名場面を自分たちで作っていければいいんじゃないかと思います」

くぐってきた修羅場が違う。緊張感張り詰める代表選考の終盤戦で、内村が“王”の輝きを放った。引き締まった表情で鉄棒を握ると、冒頭のH難度ブレトシュナイダーを含めたすべての離れ技を成功。着地もピタリと止め、「よしっ!」と右拳を握った。

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日本男子の個人枠は現状一つ。4月の全日本選手権と5月のNHK杯、今大会の結果で代表を決めた。跳馬で2連覇した米倉英信は日本体操協会の選考基準で、内村を上回ることができなかった。

体操男子日本代表は、「(金5、銀4を獲得した)1964年の東京を超えるような大会にしよう」という意味を込めて「Beyond 1964」というスローガンを立てた。内村自身も団体優勝を目指していたリオでは「(団体で金メダルを獲得した)アテネの冨田洋之さんの着地を超えたい」とずっと言っていたが、それが無理であることを実感した。

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内村は2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪の個人総合金メダリスト。両肩痛などの影響で昨年、鉄棒に専念することを決断した。4大会連続の五輪出場を果たしたが、演技途中に落下した。「僕は競技が好き。引退することが終わり方の正解というのは違うかなと思う。引退宣言する必要があるのかなと最近思う」と持論を述べた。

◇東京五輪第2日 体操男子予選(2021年7月24日 有明体操競技場)
種目別鉄棒に絞って4大会連続の五輪出場を果たした内村航平(32=ジョイカル)は、13・866点でまさかの予選落ちを喫した。
【写真】内村がスポニチ本紙に寄せた直筆の目標
H難度「ブレトシュナイダー」、G難度「カッシーナ」、E難度「コールマン」をキャッチしたものの、21日の練習でも落下した中盤のひねり技で、この日も落下。日本勢で4番手となり、各国上位2人までが進出できる決勝を逃した。
6種目の個人総合で12年ロンドン、16年リオデジャネイロと五輪連覇したが、深刻な両肩痛を抱えていた19年4月の全日本選手権で予選落ち。20年2月、鉄棒一本で勝負することを決断したが、3大会の金メダルには届かなかった。

体操の東京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権最終日は6日、群馬県の高崎アリーナで決勝が行われ、男子は個人総合で五輪2連覇の内村航平が種目別鉄棒で15.100点の2位となり、個人枠での代表 …

体操の東京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権最終日は6日、群馬県の高崎アリーナで決勝が行われ、男子は個人総合で五輪2連覇の内村航平が種目別鉄棒で15・100点の2位となり、個人枠での代表入りを果たした。体操で五輪4大会連続出場は小野喬以来2人目。

男子体操では、4大会連続出場となる内村航平選手が登場。